世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ A10 幸福を高める介入 ・ W0098
主要400 幸せそのもの メタ分析 無料で読める

ポジティブ心理学介入によるウェルビーイング向上と抑うつ症状の軽減:実践に役立つメタ分析

Enhancing well-being and alleviating depressive symptoms with positive psychology interventions: a practice-friendly meta-analysis.

N. Sin, S. Lyubomirsky(2009)Journal of Clinical Psychology, 65(5), 467–487

ひとことで
ポジティブ心理学介入の効果

51件の研究のメタ分析により、ポジティブ心理学介入がウェルビーイングを高め抑うつを軽減することを示した。

要旨根拠:抄録

ポジティブ心理学介入(=ポジティブな感情・行動・認知を育てることを目的とした治療法や意図的活動)が、本当にウェルビーイングを高め抑うつ症状を改善するのかを検証し、臨床家に実践的な指針を示すことが目的である。51件の介入研究、計4,266人を対象にメタ分析を行った。その結果、介入はウェルビーイングを有意に高め(平均r=.29)、抑うつ症状を有意に減少させた(平均r=.31)。効果の大きさは、参加者の抑うつの有無、自ら参加を選んだかどうか、年齢、介入の形式や期間によって異なった。抑うつのある人、年齢の高い人、改善意欲の高い人に対して、個人形式で比較的長期間実施することが勧められる。

関係メモ——この研究のその後

  • 再現・検証W0185 Bolier(2013)がRCTに限ったメタ分析で効果量を主観的幸福感d=0.34、心理的幸福感0.20、抑うつ0.23と本論文より小さく見積もり、W2343 White(2019)の再解析は小規模研究バイアスを補正すると効果はさらに小さいと指摘した
  • 統合(メタ分析)W0676 Carr(2020)とW1038 Hendriks(2020)が更新されたメタ分析で小〜中程度の効果を確認した。

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

この論文が出てくる研究の系譜

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 15本

ほか 3 件

後続研究(この論文を引用している) 15本

ほか 3 件

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1002/jclp.20593
無料で読めるか
○ ブロンズ(出版社サイトで無料・ライセンス不明) 無料本文 ↗
DOI
10.1002/jclp.20593

文献表記(APA第7版)

Sin, N. L., & Lyubomirsky, S. (2009). Enhancing well-being and alleviating depressive symptoms with positive psychology interventions: a practice-friendly meta-analysis. Journal of Clinical Psychology, 65(5), 467–487. https://doi.org/10.1002/jclp.20593

影響力の指標

著名度スコア
91.8 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 2,881(うち影響引用 223)・ OpenAlex 3,004
年あたり被引用
160.1
FWCI
67.3(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの

内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →

あわせて読む 世界の最新ウェルビーイング研究 → こちらは定番の古典と著名論文。あちらは、AIが毎日集める最新の論文データベース。土台と最前線を行き来できます。
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
© 株式会社はぴテック