「兄弟に向かってほほえむことも、施し(サダカ)である」
Your smile for your brother is charity.
— ムハンマド(ハディース) ティルミズィー伝承
施しはお金や物に限らない。微笑み、良い言葉、道の障害物を除くこと ── 誰にでも今すぐできる行為が、正式な善行(サダカ)として数えられる。仏教の「無財の七施」と美しく対応する教え
- 心理学では
- この名言は、ほほえみのようなごく小さなふるまいも、向社会的行動(他者のためになる行い)として数えている。Sandstrom & Dunn(2014)は、コーヒー店の客に、店員と目を合わせてほほえみ、短く言葉を交わすよう求める実験を行った。その結果、手早く用事を済ませた客よりも前向きな気分が高まり、人とのつながりの感覚(所属感)も強まることを示した。またOtakeら(2006)は、日本の大学生に一週間、自分がした親切を数えてもらう介入研究を行い、幸福感が高まることを見いだした。小さな善行に目を向けること自体が、次の親切を生み、心を満たす。レジの店員や廊下ですれ違う人に一度ほほえむことが、その日の施しになる。 参考:Sandstrom & Dunn(2014)「Is efficiency overrated?: Minimal …」 ↗/Otakeら(2006)「Happy People Become Happier throug…」