日本人成人におけるレジリエンスと年齢の関連
The relationship between resilience and age in a large cross-sectional Japanese adult sample
上野 雄己、平野 真理、小塩 真司(2018)心理学研究, 89(5), 514–519
日本人成人5,143名で、資質的・獲得的レジリエンスがいずれも年齢とともに高まる傾向を示した。
要旨根拠:抄録
本研究は、日本人成人においてレジリエンス(=困難から立ち直る力)と年齢の関係を明らかにすることを目的とした。20〜69歳の成人5,143名が、生まれ持った気質に近い「資質的レジリエンス」と、後天的に身につける「獲得的レジリエンス」を測る二次元レジリエンス尺度に回答した。階層的重回帰分析の結果、獲得的レジリエンスは年齢とともに直線的に高まっていた。資質的レジリエンスも年齢とともに上昇し、加えて年齢の二乗項とも有意に関連し、曲線的な関係も示唆された。日本でもレジリエンスは年齢とともに高まるという海外研究と一致する結果が得られた。ただし年齢変化の様相は資質的か獲得的かによってやや異なっていた。
関係メモ——この研究のその後
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