個人と集団活動を通したレジリエンス・プログラムの再検証
A Modified Replication of a Resilience Program Comprised of Individual and Group Activities:
上野 雄己、平野 真理(2020)教育心理学研究, 68(3), 322–331
個人活動と集団活動を組み合わせたレジリエンス・プログラムが、大学生の獲得的レジリエンスを高めることを再確認した。
要旨根拠:抄録
本研究は、上野・平野(2019)が開発した、個人活動と集団活動を含むレジリエンス(=困難から立ち直る力)プログラムの効果を、統制群を置いた非無作為化比較試験で再検証した。対象は大学生で、介入群49名と統制群50名であった。二要因混合計画の分散分析では、獲得的レジリエンス要因(=後から身につけられる立ち直りの力)にのみ有意な交互作用がみられ、介入群では集団活動後に得点が上昇し、統制群より高くなった。さらに、個人活動の前後では資質的・獲得的レジリエンスともに変化がなく、集団活動後の4回目で両要因の得点が上昇した。個人の振り返りの後に他者と共有する集団活動を行う構成が、レジリエンスを育てるうえで妥当であることが示唆された。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 5本
- J003 レジリエンスの資質的要因・獲得的要因の分類の試み 平野(2010) パーソナリティ研究 主要100 被引用 138
- J036 日本人成人におけるレジリエンスと年齢の関連 上野(2018) 心理学研究 主要100 被引用 27
- J040 中高生における二次元レジリエンス要因尺度(BRS)の妥当性 平野(2011) パーソナリティ研究 主要100 被引用 30
- J130 二次元レジリエンス要因の安定性およびライフイベントとの関係 平野(2012) パーソナリティ研究 被引用 15
- J239 大学生のレジリエンスがストレス過程と自尊感情に及ぼす影響 齊藤(2011) 健康心理学研究 被引用 11
後続研究(この論文を引用している)
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- https://doi.org/10.5926/jjep.68.322
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- 10.5926/jjep.68.322
文献表記(日本心理学会式)
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- 61.8 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 10 ・ Crossref 7 ・ Semantic Scholar 3 ・ OpenAlex 6
- 年あたり被引用
- 1.4(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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