大学生と成人における家族と友人の知覚されたソーシャル・サポートとそのストレス緩和効果
Stress-buffering effects of perceived social supports from family members and friends: A comparison of college students and middle-aged adults
福岡 欣治、橋本 宰(1997)心理学研究, 68(5), 403–409
家族は道具的、友人は情緒的サポートの主な源であり、その緩衝効果は年齢層や性別で異なることを示した。
要旨根拠:抄録
家族と友人から知覚される情緒的・道具的サポート(=気持ちの支えと、具体的な手助け)の特徴と、そのストレス緩和効果を大学生と中年成人で比較した研究である。日本の大学生と中年成人を対象に、家族・友人からのサポートとストレス、抑うつを測定した。どちらの集団でも、家族は主に道具的サポート、友人は主に情緒的サポートの提供者として認識されていた。中年成人では性差はなかったが、大学生では先行研究と同様に女性の方がサポートを多く知覚していた。サポートとストレスの交互作用を含む階層的重回帰分析の結果、抑うつに対するサポートの効果の現れ方は集団と性別ごとに異なっていた。サポート研究では、対象者の社会的・発達的な文脈における関係の意味を考慮することが不可欠であると示唆している。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している) 1本
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.4992/jjpsy.68.403
- 無料で読めるか
- ○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.4992/jjpsy.68.403
文献表記(日本心理学会式)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 86.4 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 31 ・ Crossref 17 ・ Semantic Scholar 24 ・ OpenAlex 23
- 年あたり被引用
- 1(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くこと社会的ネットワークの大きさ知り合いの「人数」より「孤独を感じていないか」のほうが効く
- 幸せに効くこと同僚サポート同僚の支えは、上司の支えとは別に、仕事の満足と気分を底上げします
- 名言集一本の矢は容易に折れるが、三本束ねれば折れない毛利元就
- 名言集友のある者は、決して敗残者ではないクラレンス(映画『素晴らしき哉、人生!』)
- 発達マップストレスとの向き合い方5つの発達段階で比べた表・心の健康と回復
- 調査・報告書子どもの生活と学びに関する親子調査(東京大学社会科学研究所×ベネッセ教育総合研究所)同じ親子約2万組を小1から高3まで毎年追い、学びと生活、幸せ実感の変化をみるパネル調査。
- 禅語百選把手共行手を取り合って、ともに行く。師と弟子、仏と自分が一つになって歩む。あるいは、仲間と手を携えて道を行く。
- 思想マップ悩み相談:親との関係がつらい(支配的な親・毒親)人間関係・まず読むなら ストア派/アドラー(個人心理学)/仏教(上座部)
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →