日本人高齢者のQOL評価―研究の流れと健康関連QOLおよび主観的QOL
Quality of Life (QOL) Assessment for Japanese Elderly: the course of QOL studies and assessments of health-related and subjective QOL
出村 慎一、佐藤 進(2006)体育学研究, 51(2), 103–115
日本の高齢者QOL研究の流れを整理し、健康関連QOLと主観的QOLの両面からの評価と生きがい指標の有効性を提案した。
要旨根拠:抄録
QOL(生活の質)は1970年代以降、医学、社会心理学、老年学など多分野で研究されてきたが、統一された概念や定義は確立していない。本総説は、日本のQOL研究の流れを概観し、健康関連QOLと主観的QOLの概念と尺度を整理した。健康関連QOLは身体・心理・社会・機能・スピリチュアルな側面を多面的に評価するもので、健康な高齢者が多い日本では障害のある人から健康な人まで連続的に測れる包括的尺度が有用である。主観的QOLは主に生活満足度やモラール(=老後の前向きな心の張り)で測られてきたが、既存の日本語版尺度には問題があり、文化や個人の価値観の影響を受けることも指摘された。高齢社会では「サクセスフル・エイジング」の基準を明らかにするため両面からの評価が重要であり、日本独自の「生きがい」がQOL評価の有効な指標になりうると提案している。
関係メモ——この研究のその後
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研究のつながり
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文献表記(日本心理学会式)
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- J-STAGE 20 ・ Crossref 15 ・ Semantic Scholar 10 ・ OpenAlex 19
- 年あたり被引用
- 1(J-STAGE)
- 主要100の選定
- 幸福感本体枠(A01/A02/A03/A12/B15の上位15)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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