2項目自尊感情尺度の開発および信頼性・妥当性の検討
The development of the Two-Item Self-Esteem scale (TISE): Reliability and validity
箕浦 有希久、成田 健一(2013)感情心理学研究, 21(1), 37–45
自己評価と自己受容の2側面を2項目で測る自尊感情尺度(TISE)を開発し、Rosenberg尺度とほぼ同等の妥当性を示した。
要旨根拠:抄録
自尊感情は多くの研究で測定されるが、調査項目数が限られる場面では短い尺度が求められる。本研究は、自己評価と自己受容(=ありのままの自分を受け入れること)という自尊感情の二つの側面を測る2項目自尊感情尺度(TISE)を開発し、その信頼性と妥当性を検討した。TISEはRosenberg自尊感情尺度など既存の尺度と高い正の相関を示し、併存的妥当性が確認された。また自己愛的有能感、人生満足度尺度で測った主観的幸福感、ポジティブ・ネガティブ感情との相関パターンはRosenberg尺度とほぼ同じであり、構成概念妥当性も確認された。3週間と4か月の間隔で再検査信頼性も確かめられ、大規模調査などで簡便に使える自尊感情尺度として有用である。
関係メモ——この研究のその後
- 日本語版・翻訳一覧外:Rosenberg (1965) の自尊感情尺度を基準に、短縮版を開発した
- 先行・基盤日本の自尊感情研究としてJ013 小塩(2014)やJ081 岡田(2015)のメタ分析がある
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
この論文が出てくる研究の系譜
研究のつながり
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