日本語版欲求支援・阻害行動尺度(IBQ-J)の開発
Development of a Japanese version of the Interpersonal Behaviours Questionnaire
肖 雨知、外山 美樹(2020)心理学研究, 90(6), 581–591
自己決定理論に基づき他者の欲求支援・阻害行動の知覚を測る日本語版尺度IBQ-Jを作成し、妥当性を確認した。
要旨根拠:抄録
自己決定理論(=自律性・有能感・関係性という3つの基本的心理欲求が満たされると人は意欲的で健康になるという理論)では、周囲の人の関わり方が欲求を支えるか妨げるかが重要とされる。本研究は、他者の欲求支援的行動と欲求阻害的行動の知覚を測るInterpersonal Behaviours Questionnaire(IBQ)の日本語版を作成し、その妥当性を検討した。研究1では参加者に生活の中の人々全般の関わり方を、研究2では親や親しい友人といった特定の重要な他者の関わり方を評定してもらった。二つの研究の結果は、これまでの自己決定理論研究の知見とおおむね一致した。以上から、IBQ-Jは他者の欲求支援・阻害行動の知覚を調べるための妥当な尺度であると結論づけられた。
関係メモ——この研究のその後
- 日本語版・翻訳一覧外:Rocchi et al. (2017)の欲求支援・阻害行動尺度(Interpersonal Behaviours Questionnaire)の日本語版
- 先行・基盤自己決定理論の基本的心理欲求論に依拠し、日本での自己決定理論研究の整理としてJ097 岡田(2010)がある
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
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後続研究(この論文を引用している)
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- 論文ページ
- https://doi.org/10.4992/jjpsy.90.18222
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- DOI
- 10.4992/jjpsy.90.18222
文献表記(日本心理学会式)
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- 1.9(J-STAGE)
- 主要100の選定
- 著名度スコア上位(概念・年代枠内)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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