日本版バーンアウト尺度とMBI-HSSの異同に関する研究
The difference between the Maslach Burnout Inventory-Human Services Survey (MBI-HSS) and the Japanese Burnout Scale (JBS)
井川 純一、中西 大輔(2019)心理学研究, 90(5), 484–492
日本版バーンアウト尺度とMBI-HSSは情緒的消耗感では重なるが他の次元は異なり、日本人にはJBSの適合が良いことを示した。
要旨根拠:抄録
日本ではバーンアウトの測定に、日本で開発された日本版バーンアウト尺度(JBS)と、米国で開発されたMBI-HSSの日本語版の二つが使われてきた。本研究は、対人援助職3群450名へのウェブ調査で両尺度の違いを検討した。相関、探索的・確認的因子分析、共通性分析など複数の手法で一貫して両尺度の重なりが示された。情緒的消耗感(=仕事で情緒的に疲れ果てた状態)の構造は類似性が高かったが、個人的達成感と脱人格化はあまり似ていなかった。また、JBSのほうがモデルへの当てはまりが良かった。日本人の調査にはJBSが有効である一方、国際比較ではMBI-HSSの使用を考慮すべきであり、目的に応じた尺度選択の必要性が示された。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.4992/jjpsy.90.18230
- 無料で読めるか
- ○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.4992/jjpsy.90.18230
文献表記(日本心理学会式)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 72.2 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 12 ・ Crossref 10 ・ Semantic Scholar 10 ・ OpenAlex 12
- 年あたり被引用
- 1.5(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 発達マップHSPの下位類型(HSS型HSPなど)と段階5つの発達段階で比べた表・心理学の理論(性格・臨床・動機)
- 幸せに効くことバーンアウト(燃え尽き)燃え尽きの中心は『資源の枯渇』。回復不全が続くと人生の評価まで下がります
- 発達マップ組織版:人生満足尺度5つの発達段階で比べた表・サーベイ・診断とWBC組織版の読み方
- 調査・報告書幸福度に関する研究会報告――幸福度指標試案(内閣府 経済社会総合研究所 幸福度に関する研究会, 2011)主観的幸福感を中心に、経済・健康・関係性の3本柱で日本の幸福度指標を試作した政府の報告。
- 幸せに効くこと労働時間の裁量/フレックス「いつ働くか」を自分で決められないことが、うつやバーンアウトのリスクを上げるみたいです
- 名言集みんなちがって、みんないい金子みすゞ
- 名言集世の人は 我を何とも言わば言え 我が成す事は 我のみぞ知る坂本龍馬
- 調査・報告書我が国と諸外国のこどもと若者の意識に関する調査日本と欧米4か国の13〜29歳の意識を比べ、日本の若者の特徴を探る国際比較調査。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →