独立・相互依存的自己理解尺度の作成および信頼性・妥当性の検討
Construction of a scale for independent and interdependent construal of the self and its reliability and validity
木内 亜紀(1995)心理学研究, 66(2), 100–106
独立的・相互依存的な自己理解の個人差を測る16項目1因子の尺度を作成し、信頼性と妥当性を確認した。
要旨根拠:抄録
人が自分を他者から独立した存在と捉えるか、他者との関係の中で捉えるかという文化的自己観(Markus & Kitayama, 1991)の考え方を踏まえた研究である。本研究は、この独立・相互依存的な自己理解の個人差を測る尺度の作成を目的とした。494名(男性180名、女性314名)に質問紙調査を行い、項目分析によって16項目を選定した。尺度は1因子構造で高い信頼性を示した。構成概念妥当性の検討では、集団主義尺度、独自性欲求尺度、公的自己意識尺度と有意な相関がみられた。これらの結果は仮説モデルを支持しており、文化的自己観と適応や幸福を個人レベルで検討するための基礎的な道具を提供したといえる。
研究のつながり
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