地域在住高齢者に対する個人回想法の自尊感情への効果の検討
Individual reminiscence therapy improves self-esteem for Japanese community-dwelling older adults
野村 信威(2009)心理学研究, 80(1), 42–47
地域在住高齢者への個人回想法を無作為化比較で検討し、自尊感情を有意に改善することを示した。
要旨根拠:抄録
回想法(=過去の思い出を聞き手と語り合う心理的介入)は高齢者の心理的健康を高める方法として用いられてきたが、認知症のない地域在住高齢者への個人回想法の効果は十分に検証されていなかった。本研究は地域のデイケアセンターに通う認知症のない高齢者80名(男性23名、女性57名、平均年齢82.6歳)を、回想法群と統制群に無作為に割り付けた。回想法群は週1回30〜60分の個人回想法を5〜6回受けた。介入の前後で抑うつ、生活満足度、自尊感情を測定した結果、回想法群では自尊感情が有意に改善した。個人回想法は日本の高齢者の自尊感情を維持・向上させる手段となりうることが示された。
関係メモ——この研究のその後
- 先行・基盤一覧外:Butler (1963)のライフレビュー論に基づく回想法を、地域在住高齢者への無作為化比較で検証した
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
研究のつながり
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- https://doi.org/10.4992/jjpsy.80.42
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- 10.4992/jjpsy.80.42
文献表記(日本心理学会式)
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被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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