世界の主要ウェルビーイング研究

幸せそのもの 実証 対象:対人援助職

バーンアウト : ヒューマン・サービス従事者における組織ストレス(<特集>「ストレスの社会心理学」)

Burnout : A study of organizational stress among human service employees(<Special issues>Social psychology of stress)

田尾 雅夫(1989)社会心理学研究, 4(2), 91–97

ひとことで
対人援助職のバーンアウト

対人援助職の情緒的消耗感の主な規定因が、同僚らとのトラブル、役割のあいまいさ、裁量の欠如であることを示した。

要旨根拠:抄録

対人援助職(ヒューマン・サービス従事者)のバーンアウト(=燃え尽き)は、ケアの質を損なう深刻な問題である。先行研究は、バーンアウトが職場環境に内在する不都合への反応として生じ、働く人の態度や行動を変えてしまうことを示してきた。本論文はこうした知見を整理したうえで、病院や福祉機関に勤める看護師163名、理学療法士60名、作業療法士38名、ホームヘルパー78名のデータを用いて、職場環境の諸側面がバーンアウトに及ぼす影響を検討した。その結果、情緒的消耗感(=仕事で心身のエネルギーを使い果たした感覚)の主な規定因は、同僚を含む他者とのトラブル経験、役割のあいまいさ、クライエントへの対応に関する裁量の欠如であった。日本におけるバーンアウト研究の初期の代表的論文であり、組織のあり方が働く人の消耗を左右することを示している。

研究のつながり

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https://doi.org/10.14966/jssp.KJ00003725073
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DOI
10.14966/jssp.KJ00003725073

文献表記(日本心理学会式)

田尾 雅夫 (1989). バーンアウト : ヒューマン・サービス従事者における組織ストレス(<特集>「ストレスの社会心理学」). 社会心理学研究, 4(2), 91–97. https://doi.org/10.14966/jssp.kj00003725073

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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