日本の論文 ・ B05 感謝 ・ J304
ありがとう 実証 対象:小学生 無料で読める
小学生における特性感謝と抑うつの関連
Relationships Between Gratitude Disposition and Depression in Children
藤原 健志、村上 達也(2020)教育心理学研究, 68(3), 311–321
ひとことで
小学生の特性感謝と抑うつ
小学4年生では特性感謝が後の抑うつと強く関連する一方、6年生では抑うつスキーマの方が強く抑うつを予測することを示した。
要旨根拠:抄録
感謝は抑うつを防ぐポジティブな要因として注目されている。本研究は、小学生を対象に、抑うつに関わる認知、抑うつ症状、特性感謝(=日頃から感謝しやすい傾向)の関連を短期縦断デザインで検討した。小学4〜6年生598名に、対人的感謝、抑うつスキーマ(=自分や世界を否定的に捉える思考の枠組み)、抑うつ症状の質問紙調査を2回実施した。交差遅延モデルを学年ごとに比較した結果、4年生では抑うつスキーマより特性感謝の方がその後の抑うつと強く関連した。一方6年生では、抑うつスキーマの方が後の抑うつを強く予測した。また、抑うつ症状がその後の抑うつスキーマを高めることも示された。学年に応じてポジティブ要因とネガティブ要因の重みが変わる可能性が示唆される。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 2本
- J078 小学生における対人的感謝尺度の作成 藤原(2014) 教育心理学研究 主要100 被引用 19
- J224 被援助場面で経験される感謝感情と負債感情の生起過程モデルの検討 吉野(2018) 心理学研究 被引用 8
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.5926/jjep.68.311
- 無料で読めるか
- ○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.5926/jjep.68.311
文献表記(日本心理学会式)
藤原 健志・村上 達也 (2020). 小学生における特性感謝と抑うつの関連. 教育心理学研究, 68(3), 311–321. https://doi.org/10.5926/jjep.68.311
影響力の指標
- 著名度スコア
- 42.4 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 6 ・ Crossref 6 ・ Semantic Scholar 1 ・ OpenAlex 6
- 年あたり被引用
- 0.9(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くこと学校風土学校に「自分の居場所がある」と感じる子は、後の抑うつが少ないみたいです
- 幸せに効くこと学校PPI/ポジティブ教育強み・感謝・希望を学校で学ぶと、生徒の幸福感と落ち込みに小さく効くんです
- 名言集感謝は教養の果実である。粗野な人々の間には見られないサミュエル・ジョンソン
- 名言集感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく松下幸之助
- 発達マップ子どもとの向き合い方(子どもの段階に合わせる)5つの発達段階で比べた表・人間関係の取扱説明書
- 調査・報告書OECD 社会情動的スキル調査OECDが10歳と15歳の粘り強さや共感などのスキルを測り、生活満足度や不安との関係を見る調査。
- 禅語百選紅炉一点雪真っ赤に燃える炉の上に落ちた一片の雪。触れた瞬間に跡形もなく消える。迷いも執着も、真の覚醒の前では一瞬で消え去る。
- 思想マップ悩み相談:子どもが学校に行かなくなった家族・まず読むなら 仏教(上座部)/禅/Ubuntu
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →