日本の論文 ・ A02 幸福(happiness全般) ・ J305
幸せそのもの 尺度開発 対象:大学生 無料で読める
日本人における幸せへの3志向性──快楽・意味・没頭志向性──
Orientations to happiness in Japanese people: Pleasure, meaning, and engagement
熊野 道子(2011)心理学研究, 81(6), 619–624
ひとことで
日本人の幸せへの3志向性
日本語版の幸福志向性尺度を作成し、日本人では意味志向と没頭志向は人生満足と関連するが快楽志向は関連しないことを示した。
要旨根拠:抄録
Petersonらは幸せへの志向性を、快楽(楽しさを求める)、意味(人生の意味を求める)、没頭(打ち込むことを求める)の3つに分類し、米国ではいずれも人生満足と関連することを示していた。本研究は日本語版の幸福志向性尺度を作成し、人生満足の観点から日本人の幸せへの志向性の特徴を検討した。大学生477名が日本語版尺度と人生満足尺度(SWLS)に回答し、因子分析により快楽・意味・没頭の3因子が抽出された。日本の標本では、意味志向と没頭志向は人生満足と相関したが、快楽志向は相関しなかった。米国では快い感情が幸せの指標とされるのに対し、日本では困難な状況の中でも希望を持って生きることが幸せに含まれるという幸福観の違いから考察している。
この論文が出てくる研究の系譜
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 1本
後続研究(この論文を引用している) 1本
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.4992/jjpsy.81.619
- 無料で読めるか
- ○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.4992/jjpsy.81.619
文献表記(日本心理学会式)
熊野 道子 (2011). 日本人における幸せへの3志向性──快楽・意味・没頭志向性──. 心理学研究, 81(6), 619–624. https://doi.org/10.4992/jjpsy.81.619
影響力の指標
- 著名度スコア
- 42.3 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 7 ・ Crossref 9 ・ Semantic Scholar 8 ・ OpenAlex 15
- 年あたり被引用
- 0.4(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 調査・報告書はたらく人の幸せに関する調査(パーソル総合研究所×慶應義塾大学 前野隆司研究室)働くことを通じた幸せと不幸せを7因子ずつで測る尺度を作り、日本の就業者の実態を調べた調査。
- 名言集幸せの4つの因子:「やってみよう」「ありがとう」「なんとかなる」「ありのままに」前野隆司
- 発達マップWBC:人生満足尺度5つの発達段階で比べた表・幸福度診断(WBC)の分解
- 名言集幸福になる秘訣は、快楽を追い求めることではなく、努力そのものの中に快楽を見出すことであるアンドレ・ジッド(とされる)
- 幸せに効くこと目標進捗・自己一致目標幸福度に強く効くのは『目標の達成』より『進んでいる実感』
- 発達マップ日本の幸福度の低さ(GFS)を段階から読む(仮説)5つの発達段階で比べた表・文化との対応
- 思想マップポジティブ心理学3.0幸せは個人の中だけにあるのではなく、文化・関係・制度・生態系という複雑なシステムのなかで立ち上がる——だから幸せの物差しも一つではない
- 禅語百選吾唯足知私は、足りていることを知っている。欲望を追いかける前に、すでに満ちていることに気づく。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →