日本の論文 ・ B10 自尊感情・自己受容・自己肯定 ・ J324
ありのままに 実証 対象:中学生
思春期になぜ自尊感情が下がるのか?
Why does self-esteem decline in puberty?
加藤 弘通、太田 正義、松下 真実子、三井 由里(2018)青年心理学研究, 30(1) 25
ひとことで
思春期の自尊感情の低下
中学生の自尊感情は1年生時まで低下し、批判的思考態度が高い生徒ほど自尊感情が下がりやすいことを縦断的に示した。
要旨根拠:抄録
思春期になぜ自尊感情(=自分を価値ある存在と感じる感覚)が下がるのかを、思考の発達、とくに批判的思考態度(=物事を鵜呑みにせず吟味しようとする姿勢)の観点から検討した。4校の中学生633名を対象に、計9回の質問紙調査を行った。自尊感情の平均値は第5時点(中学1年)まで低下し、その後は上昇したが個人差が大きくなった。5時点の自尊感情を潜在成長曲線モデル(=個人ごとの変化の軌跡を捉える分析)で分析したところ、第1時点の批判的思考態度が自尊感情の変化の個人差と関連していた。批判的思考が発達している生徒ほど自尊感情が低下すると予測された。思春期の自尊感情の低下は、思考の発達という肯定的な側面と表裏一体である可能性が示唆される。
研究のつながり
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文献表記(日本心理学会式)
加藤 弘通・太田 正義・松下 真実子・三井 由里 (2018). 思春期になぜ自尊感情が下がるのか? 青年心理学研究, 30(1), 25. https://doi.org/10.20688/jsyap.30.1_25
影響力の指標
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- 被引用数
- J-STAGE 8 ・ Crossref 0 ・ Semantic Scholar 0 ・ OpenAlex —
- 年あたり被引用
- 0.9(J-STAGE)
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