日米の小学生の自己概念
Self-concepts in Japanese and American Elementary School Children: Psychometric Analysis of the Self-Description Questionnaire I (SDQ-I)
富岡 比呂子(2011)パーソナリティ研究, 19(3), 191–205
SDQ-Iの8因子構造が日米で等質であることを確認し、アメリカの児童の自己概念が日本より全般に高いことを示した。
要旨根拠:抄録
日本とアメリカの児童の自己概念(=自分についての認識や評価)を、尺度の因子構造・信頼性・妥当性の観点から比較した研究である。小学3〜5年生の児童計1,357名に自己記述質問票(SDQ-I)を実施した。確認的因子分析により、日米とも身体的能力、身体的外見、友人との関係、両親との関係、一般的自己、国語、算数、教科全般の8因子構造が確認され、多母集団同時分析で日米間の等質性も検証された。両国とも身体的能力と算数は男子が、国語は女子が高かった。国の主効果は全項目でみられ、アメリカの児童の自己概念が日本より有意に高かった。この違いは文化的自己観や学校風土の観点から考察された。
研究のつながり
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