畏敬の念を「測る」には―主観・行動・生理指標の統合的理解を目指して―
Towards an integrated understanding of awe: Exploring subjective, behavioral, and physiological measurements
高野 了太(2024)エモーション・スタディーズ, 9(1) 89
畏敬の念を主観・行動・生理指標で測った研究を比較し、機能の観点から統合的に理解する枠組みを提案した。
要旨根拠:抄録
畏敬の念(=自分を超える壮大なものに触れたときの感情、英語のawe)は、人文学や社会学で崇高の現象として論じられてきたが、近年は心理学でも注目されている。しかし先行研究は方法やアプローチが多様で、統合的な視点が欠けていた。本論文は、主観的な自己報告、行動指標、生理・神経指標を用いた畏敬研究をレビューし比較した。そのうえで、畏敬が果たす機能に着目して畏敬を包括的に理解する枠組みを提案した。さらに、畏敬を理解するための学際的な基盤の作り方と、多様な方法論を統合する方向性を論じた。畏敬研究を測定面から整理した日本語の総説として、今後の実証研究の設計に役立つと考えられる。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.20797/ems.9.1_89
- 無料で読めるか
- ×
- DOI
- 10.20797/ems.9.1_89
文献表記(日本心理学会式)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 20.6 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 2 ・ Crossref 0 ・ Semantic Scholar 0 ・ OpenAlex —
- 年あたり被引用
- 0.7(J-STAGE)
- 注記
- ChatGPT版との突合で追加
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くこと畏敬の散歩(Awe Walk)『驚きを探しながら歩く』だけで、感謝や思いやりの感情が増えるという実験があります
- 名言集世界は、驚異の不足によって滅びることはない。驚異する心の不足によってのみ滅びるG・K・チェスタトン
- 幸せに効くこと畏敬傾向(awe)「自分はちっぽけだ」と感じる瞬間が、意味とつながりを広げる
- 名言集自尊感情とは、自己に対する肯定的または否定的な態度であるモリス・ローゼンバーグ
- 発達マップWaW:自己成長(新たな学び)の高め方(段階別)5つの発達段階で比べた表・ウェルビーイングと仕事のフレームワーク
- 禅語百選天地同根 万物一体天地は私と同じ根から生じ、万物は私と一つの体である。自分と世界が分かたれていないという実感。
- 思想マップ悩み相談:SNSの『いいね』が気になる。承認されないと不安自分・まず読むなら ストア派/アドラー(個人心理学)/仏教(上座部)
- 調査・報告書Gallup 世界の感情レポート(Global Emotions Report/State of the World's Emotional Health)昨日、笑ったか・心配したかなどを世界の人に尋ね、日々の感情の明暗を国別に比べる年次報告書。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →