世界の主要ウェルビーイング研究

日本の論文 ・ B10 自尊感情・自己受容・自己肯定 ・ J473
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小学生のポジティブ・イリュージョンは適応的か──自己評定と他者評定からの検討──

Are positive illusions adaptive?: Self-and other-rating

外山 美樹(2008)心理学研究, 79(3), 269–275

ひとことで
小学生のポジティブ・イリュージョン

自分の社会的能力を過大評価する小学生は自己評定の精神的健康は高いが、周囲からは攻撃的とみなされ受容されにくいことを示した。

要旨根拠:抄録

子どもが自分の社会的能力を実際より肯定的に捉えるポジティブ・イリュージョン(=自分を現実より良く見る認知の偏り)が、精神的健康と適応に結びつくかを検討した。小学4〜6年生331人と担任教師9人が参加し、自己評定と教師評定の差でポジティブ・イリュージョンを測定した。精神的健康は自己評定と、教師および同性の級友による他者評定の両方で測った。その結果、ポジティブ・イリュージョンは自己評定の精神的健康と正に関連していた。一方で、過度に肯定的な自己像をもつ子どもは、自己を低く見る子どもに比べ教師や級友から攻撃的とみなされ、同性の級友からの受容も低かった。自己の過大評価は本人の主観的な健康感を支える一方で、対人関係では不利益を伴うことが示唆される。

研究のつながり

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論文ページ
https://doi.org/10.4992/jjpsy.79.269
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DOI
10.4992/jjpsy.79.269

文献表記(日本心理学会式)

外山 美樹 (2008). 小学生のポジティブ・イリュージョンは適応的か──自己評定と他者評定からの検討──. 心理学研究, 79(3), 269–275. https://doi.org/10.4992/jjpsy.79.269

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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