精神科ソーシャルワーカーの長期入院者への退院支援活動における自己効力感の構造
Structure of a Self-Efficacy Scale Concerning the Discharge Planning Practices of Social Workers for Long-term Psychiatric Inpatients
朝野 英子、栄 セツコ、清水 由香、岡田 進一(2013)社会福祉学, 54(3) 3
精神科ソーシャルワーカー488人の調査から、退院支援活動の自己効力感が相互に関連する6因子で構成されることを示した。
要旨根拠:抄録
精神科の長期入院者の地域移行を進めるには、退院支援を担うソーシャルワーカーの自己効力感(=自分はうまく実践できるという見込み)が重要と考えられる。本研究は全国1,265病院で退院支援に関わる精神科ソーシャルワーカーに郵送調査を行い、488人の回答を因子分析した。その結果6因子が抽出され、因子どうしは相互に関連していた。因子別の平均値では、「退院支援内容の評価」と「退院後の生活状況のモニタリング」への自己効力感が比較的低かった。個人特性との間に大きな関連は見られず、今後は支援環境などの環境的要因に着目した研究が必要であることが示唆された。
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