幸せに効くことリスト

幸福↑ 幸せを高める 確度Aメタ分析あり

復職支援/リターン・トゥ・ワーク

精神疾患等で休業した人の職場復帰を促す臨床・職場連携介入

復職は「治療と職場連携の並走」が鍵、どちらか片方では効きにくいんです

幸せへの効果の大きさ

人生満足度(SWLS)
○正

(推定) 抑うつ低減SMD −0.25〜−0.30と復職率向上からの推定;人生満足は未測定

感情のバランス(PANAS)
○正

NA低減が主:心理的介入で症状g=0.21(k=45)、職場連携+臨床介入で抑うつSMD −0.25(Cochrane)

ほかの幸福度指標
病欠日数(SMD −0.25、年約25日減)・復職(効果量0.14、k=32、n=9,459)・職務機能(SMD −0.19)
なぜ効くのか
段階的復職と職場接触で自己効力感回復+症状治療の並走(多成分が有効)
幸せの4因子
やってみようなんとかなる なんとかなる →やってみよう

こうすると更に効く

精神疾患で休業した人の復職支援は、職場と連携した介入と臨床的な治療を組み合わせると、抑うつが減り病欠日数も年25日ほど減ります(Nieuwenhuijsen et al., 2020)。行のメカニズムのとおり、段階的に復職しながら職場との接触を保ち、自己効力感を取り戻す多成分の介入が有効です(Mikkelsen & Rosholm, 2018)。心理的治療は症状に小さな効果があり、CBTベースで病欠が減る傾向です(Salomonsson et al., 2018)。本人・主治医・職場・産業保健が同じ計画を共有できる体制を整えるのがコツです。

気をつけること

ランダム化試験の統合で根拠はあります(確度A)が、効果量は全体に小さく、1年を超えた就労率には差が見られません。職場向けの単独介入は病欠が増える可能性も指摘されているので、治療なしに職場だけで動かすのは避けるべきです。対象は休業中の臨床集団で、一般の働く人の幸福増進の話ではありません。復職を急かされてつらい、症状が戻ってきたと感じるときは、主治医と産業医に早めに相談してください。

最初の一歩

休業中の人は、主治医に「職場と連携した段階的な復職計画を立てたい」と伝え、職場の産業医や人事につないでもらうのが最初の一歩です。企業側はリワークプログラム(復職支援施設)の情報を集め、連携の窓口を決めておくとよいでしょうか。

主要な研究

  • Interventions to improve return to work in depressed people(Nieuwenhuijsen et al., 2020, Cochrane Database Syst Rev)
  • Systematic review and meta-analysis of interventions aimed at enhancing return to work for sick-listed workers with common mental disorders, stress-related disorders, somatoform disorders and personality disorders(Mikkelsen & Rosholm, 2018, Occup Environ Med)
  • Sickness absence: a systematic review and meta-analysis of psychological treatments for individuals on sick leave due to common mental disorders(Salomonsson, Hedman-Lagerlöf & Öst, 2018, Psychol Med)

メモ:臨床集団(休業者)限定。職場連携のある多成分介入・段階的復職が有効、職場向け単独介入は病欠増の可能性(Cochrane)。1年超の就労率には差なし。効果量は全体に小。CBTベース介入で病欠−3.7日(Xu et al., 2023, J Occup Rehabil)

原典と照合済み(3次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。

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効果の大きさ・書誌は、代表的なメタ分析などから整理した値です。相関は因果を意味しません。確度C・Dは根拠が弱いことを示しています。読み物の4項目(一言でいうと/こうすると更に効く/気をつけること/最初の一歩)は、各項目の根拠をもとにAI(Claude)を活用して作り、はぴテックが確認しました。 一覧(PDF・60ページ) / 読み物版(PDF・315ページ) / データ(Excel) v2.7
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