日本の論文 ・ A08 文化と幸福(協調的幸福・比較文化) ・ J526
ありのままに 尺度開発 対象:日米成人 無料で読める
文化的自己観は本当に「文化」を測っているのか
Cross-cultural Validity of Self-construal Scales
田崎 勝也(2007)行動計量学, 34(1), 79–89
ひとことで
文化的自己観尺度の比較妥当性
日米データの差異項目機能分析により文化的自己観尺度の部分的な測定不変性を確かめ、日本人の相互協調性の高さを示した。
要旨根拠:抄録
文化的自己観(=自分を他者から独立した存在と見るか、関係の中の存在と見るかという文化的な自己の捉え方)の尺度は文化比較に広く使われているが、文化間で同じものを測れているかは十分に検証されていなかった。本研究は日本人368名と欧米系アメリカ人152名のデータを用い、多母集団の平均・共分散構造分析で6項目の差異項目機能(DIF=同じ特性の人でも集団によって回答が異なる項目の偏り)を調べた。その結果、非一様DIFを示す項目はなく、一様DIFは2項目にとどまり、部分的な因子不変性が成立した。そこで因子平均を比較すると、日本人は相互協調的自己観が高く相互独立的自己観が低く、理論と一致した。文化比較に尺度を用いる際には項目の等価性を確認する必要があることが論じられた。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.2333/jbhmk.34.79
- 無料で読めるか
- ○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.2333/jbhmk.34.79
文献表記(日本心理学会式)
田崎 勝也 (2007). 文化的自己観は本当に「文化」を測っているのか. 行動計量学, 34(1), 79–89. https://doi.org/10.2333/jbhmk.34.79
影響力の指標
- 著名度スコア
- 13.6 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 5 ・ Crossref 1 ・ Semantic Scholar 0 ・ OpenAlex 1
- 年あたり被引用
- 0.2(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くこと文化的自己観文化は幸福の高さより『幸福の形』を決めている
- 幸せに効くこと個人主義/集団主義(文化次元)個人主義の国は幸福度が高めだが、豊かさを差し引くと差は縮む
- 名言集自尊感情とは、自己に対する肯定的または否定的な態度であるモリス・ローゼンバーグ
- 名言集君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず孔子
- 発達マップホフステード6次元との共鳴5つの発達段階で比べた表・文化との対応
- 調査・報告書主観的幸福を測る――OECDガイドライン主観的幸福を調査で測るときの質問文・尺度・聞く順番などを定めたOECDの国際的な指針。
- 思想マップポジティブ心理学3.0幸せは個人の中だけにあるのではなく、文化・関係・制度・生態系という複雑なシステムのなかで立ち上がる——だから幸せの物差しも一つではない
- 禅語百選自灯明 法灯明自らを灯火とし、法(真理)を灯火とせよ。他人や権威に寄りかからず、自分と真理をよりどころにして歩め。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →