世界の主要ウェルビーイング研究

日本の論文 ・ B05 感謝 ・ J554
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感謝と自尊感情の関連――年齢と心理的負債感による検討

The Relationship between Gratitude and Self-Esteem: An Examination by Age and Indebtedness

今泉 里香、小塩 真司(2025)パーソナリティ研究, 34(1), 55–65

ひとことで
感謝と自尊感情・心理的負債感

若い人ほど感謝が心理的負債感を介して自尊感情を下げる可能性があり、年齢が上がるとこの媒介効果が見られなくなることを示した。

要旨根拠:抄録

感謝は一般に幸福に寄与するとされるが、恩を受けたことへの「申し訳なさ」である心理的負債感(=借りを返さねばという負い目の感覚)を伴う場合もある。本研究は、感謝と自尊感情の関連において、年齢の調整効果(=年齢によって関連の強さが変わること)と心理的負債感の媒介効果を検討した。研究1では20〜69歳の204名を対象に調整媒介分析を行い、年齢が若いほど感謝が心理的負債感を高め、それを通じて自尊感情を抑制する可能性が示された。年齢が高くなるほどこの媒介効果は見られなくなった。研究2では別の262名で再現性を検討し、若い層では結果がおおむね再現されたが、年齢が高い層では部分的な再現にとどまった。感謝の効果は年齢や負債感の有無によって異なりうることが示唆された。

研究のつながり

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論文ページ
https://doi.org/10.2132/personality.34.1.9
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DOI
10.2132/personality.34.1.9

文献表記(日本心理学会式)

今泉 里香・小塩 真司 (2025). 感謝と自尊感情の関連――年齢と心理的負債感による検討. パーソナリティ研究, 34(1), 55–65. https://doi.org/10.2132/personality.34.1.9

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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