中国武漢のCOVID-19流行時における最前線看護師のバーンアウト、不安、抑うつ、恐怖の状態と関連要因:大規模横断研究
Frontline nurses’ burnout, anxiety, depression, and fear statuses and their associated factors during the COVID-19 outbreak in Wuhan, China: A large-scale cross-sectional study
De-Ying Hu, Yue Kong, Wen-Gang Li et al.(2020)EClinicalMedicine, 24, 100424
武漢の最前線看護師は中程度のバーンアウトと高い恐怖を抱え、自己効力感・レジリエンス・社会的支援がそれと負に関連することを示した。
要旨根拠:抄録
COVID-19流行下で最前線の看護師は大きなメンタルヘルス上の課題に直面しているが、疫学データは限られていた。本研究は2020年2月、武漢の2病院でCOVID-19患者をケアする看護師2,014人にオンライン調査を行い、バーンアウト、不安、抑うつ、恐怖と、皮膚障害、自己効力感、レジリエンス(=困難から立ち直る力)、社会的支援などとの関連を横断的に検討した。参加者は平均して中程度のバーンアウトと高い恐怖を示し、情緒的消耗では60.5%が中〜高水準であった。91.2%が中〜高度の恐怖を報告し、94.8%に皮膚障害が見られた。メンタルヘルスの悪化は皮膚障害と正に、自己効力感、レジリエンス、社会的支援、最前線で働く意思と負に相関していた。皮膚障害の予防、自己効力感とレジリエンスの育成、十分な社会的支援が必要だと提言している。
研究のつながり
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