世界の論文 ・ A11 職場のウェルビーイング(エンゲージメント・職務満足・JD-R・バーンアウト) ・ W0021
幸せそのもの 尺度開発
経験されたバーンアウトの測定
The Measurement of experienced burnout
C. Maslach, S. Jackson(1981)Journal of Organizational Behavior, 2(2), 99–113
ひとことで
MBI尺度の開発
対人援助職のバーンアウトを情緒的消耗感・脱人格化・個人的達成感の3下位尺度で測る尺度(MBI)を開発した。
要旨根拠:抄録
バーンアウト(=仕事による心身の燃え尽き状態)は対人援助職で注目されていたが、その多面的な症状を測る標準的な道具は乏しかった。本研究は、バーンアウト症候群のさまざまな側面を評価する尺度を作成し、幅広い対人サービス専門職に実施した。データ分析から、情緒的消耗感(=感情的に疲れ果てた感覚)、脱人格化(=相手を人ではなく物のように扱う冷淡な態度)、個人的達成感(=仕事での有能感や達成感)の3つの下位尺度が抽出された。各種の心理測定的分析により、この尺度が高い信頼性と妥当性を持つことが示された。この尺度はマスラック・バーンアウト尺度(MBI)として、その後のバーンアウト研究の標準的な測定具となった。
関係メモ——この研究のその後
- 後続・発展W0011 Maslach(2001)が理論を総括し、W0018 Schaufeli(2002)がMBIの対極としてUWESを作成した
- W0139 Lee & Ashforth(1996)が3次元の相関をメタ分析した
- 論争W0099 Kristensen(2005)がMBIの概念と対人職への限定を批判してCBIを、W0506 Schaufeli(2020)が新たなBATを提案した
- 日本語版・翻訳一覧外:久保・田尾(1992)の日本版バーンアウト尺度
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
この論文が出てくる研究の系譜
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 1本
後続研究(この論文を引用している) 15本
- W0011 職務バーンアウト Maslach(2001) Annual Review of Psychology 主要400 被引用 13,595
- W0018 エンゲージメントとバーンアウトの測定:2サンプルによる確認的因子分析アプローチ Schaufeli(2002) Journal of Happiness Studies 主要400 被引用 9,873
- W0125 仕事の要求度-資源理論――10年後 Bakker(2022) Annual Review of Organizational Psychology and Organizational Behavior 主要400 被引用 1,822
- W0058 バーンアウト経験を理解する:最近の研究と精神医学への示唆 Maslach(2016) World Psychiatry 被引用 3,839
- W0099 コペンハーゲン・バーンアウト尺度:バーンアウト評価のための新しいツール Kristensen(2005) Work & Stress 被引用 2,990
- W0115 バーンアウトとワーク・エンゲイジメント:JD-Rアプローチ Bakker(2014) Annual Review of Organizational Psychology and Organizational Behavior 被引用 2,397
- W0139 職務バーンアウトの3次元の相関要因に関するメタ分析的検討 Lee(1996) Journal of Applied Psychology 被引用 3,519
- W0143 大学生におけるバーンアウトとエンゲージメント:国際比較研究 Schaufeli(2002) Journal of Cross-Cultural Psychology 被引用 2,840
- W0153 職務バーンアウトとエンゲージメントの早期予測因子 Maslach(2008) Journal of Applied Psychology 被引用 2,404
- W0214 職務バーンアウト研究のレビューと統合 Cordes(1993) Academy of Management Review 被引用 2,756
- W0227 バーンアウト:35年の研究と実践 Schaufeli(2009) Career Development International 被引用 1,992
- W0325 職場におけるマインドフルネスの効用:感情調整、情緒的消耗、職務満足におけるマインドフルネスの役割 Hülsheger(2013) Journal of Applied Psychology 被引用 1,391
ほか 3 件
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1002/JOB.4030020205
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- DOI
- 10.1002/JOB.4030020205
文献表記(APA第7版)
Maslach, C., & Jackson, S. E. (1981). The Measurement of experienced burnout. Journal of Organizational Behavior, 2(2), 99–113. https://doi.org/10.1002/job.4030020205
影響力の指標
- 著名度スコア
- 98.6 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 13,906(うち影響引用 1,191)・ OpenAlex 14,470
- 年あたり被引用
- 302.3
- FWCI
- 93.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.1%未満
- 分野(OpenAlex)
- Healthcare professionals’ stress and burnout
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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