スペインのCOVID-19危機下における医療従事者の共感疲労・バーンアウト・共感満足・知覚ストレス
Compassion fatigue, burnout, compassion satisfaction, and perceived stress in healthcare professionals during the COVID-19 health crisis in Spain.
M. D. Ruíz-Fernández, J. D. Ramos-Pichardo, Olivia Ibáñez-Masero et al.(2020)Journal of Clinical Nursing, 29(21-22), 4321–4330
コロナ禍のスペインで医師は共感疲労と燃え尽きが高く、看護師は共感満足が高いという職種差を示した。
要旨根拠:抄録
スペインはCOVID-19の打撃が特に大きく、医療従事者は困難な状況の中で共感疲労(=他者の苦しみに関わり続けることによる心身の消耗)やバーンアウトを起こす危険があった。本研究は感染・死亡が最も多かった時期に、医師と看護師506人を対象にオンライン横断調査を行った。職業生活の質尺度(ProQoL)で共感疲労・共感満足(=人を援助することから得られる充実感)・バーンアウトを、知覚ストレス尺度でストレスを測定した。医師は共感疲労とバーンアウトが高く、看護師は共感満足が高かった一方、ストレスは職種間で同程度であった。COVID専門病棟や救急部門の勤務者は共感疲労とバーンアウトが高かった。共感満足を高め、燃え尽きと共感疲労を長期的に防ぐ介入の必要性が示された。
研究のつながり
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