COVID-19流行下の武漢における最前線病棟と通常病棟で働く腫瘍科医師・看護師のバーンアウト頻度の比較
A Comparison of Burnout Frequency Among Oncology Physicians and Nurses Working on the Frontline and Usual Wards During the COVID-19 Epidemic in Wuhan, China
Yuan Wu, Jun Wang, Cheng-Gang Luo et al.(2020)Journal of Pain and Symptom Management, 60(1), e60–e65
最前線のCOVID-19病棟で働く医療者のほうが、通常病棟の医療者よりバーンアウトの頻度が低いという意外な結果を示した。
要旨根拠:抄録
COVID-19の発生地である武漢では、医師や看護師が重い業務負荷と高い感染リスクのもとで働いていた。本研究は、最前線(FL)病棟と通常病棟(UW)で働く医療スタッフのバーンアウト頻度を比較することを目的とした。両群から1対1の比率で計220人に49問の調査を実施し、マスラック・バーンアウト尺度(=燃え尽きを測る代表的尺度)の医療者版などを用いた。その結果、最前線群のほうがバーンアウトの頻度が低く(13%対39%)、感染への不安も小さかった。著者らは、危機下では最前線だけでなく通常病棟のスタッフも含めて、医療従事者のウェルビーイング支援策を設計すべきだと示唆している。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 6本
- W0021 経験されたバーンアウトの測定 Maslach(1981) Journal of Organizational Behavior 被引用 13,906
- W0086 米国一般人口と比較した米国医師のバーンアウトとワークライフバランス満足度 Shanafelt(2012) Archives of Internal Medicine 被引用 3,308
- W0131 医師のバーンアウト:要因、影響、解決策 West(2018) Journal of Internal Medicine 被引用 2,448
- W0178 2011年から2014年における医師と米国一般労働人口のバーンアウトおよびワークライフバランス満足度の変化 Shanafelt(2015) Mayo Clinic proceedings 被引用 2,503
- W0289 経営リーダーシップと医師のウェルビーイング:エンゲージメントを高めバーンアウトを減らす9つの組織戦略 Shanafelt(2017) Mayo Clinic proceedings 被引用 1,623
- W0304 米国外科医のバーンアウトと医療過誤 Shanafelt(2010) Annals of Surgery 被引用 1,935
後続研究(この論文を引用している) 3本
- W0460 バーンアウト:理論と測定のレビュー Edú-Valsania(2022) International Journal of Environmental Research and Public Health 被引用 792
- W0736 COVID-19パンデミック下の医療従事者のバーンアウトに寄与する要因:迅速な国際調査 Morgantini(2020) medRxiv 被引用 534
- W0798 スペインのCOVID-19危機下における医療従事者の共感疲労・バーンアウト・共感満足・知覚ストレス Ruíz-Fernández(2020) Journal of Clinical Nursing 被引用 449
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- 論文ページ
- https://doi.org/10.1016/j.jpainsymman.2020.04.008
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- DOI
- 10.1016/j.jpainsymman.2020.04.008
文献表記(APA第7版)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 56.7 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 528(うち影響引用 25)・ OpenAlex 589
- 年あたり被引用
- 75.4
- FWCI
- 44.6(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 0.3%
- 分野(OpenAlex)
- COVID-19 and Mental Health
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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