スピリチュアリティや宗教はメンタルヘルスに良い影響を与えるか——縦断研究のメタ分析
Does Spirituality or Religion Positively Affect Mental Health? Meta-analysis of Longitudinal Studies
B. Garssen, A. Visser, Grieteke Pool(2020)The international journal for the psychology of religion, 31(1), 4–20
宗教・スピリチュアリティが縦断的にメンタルヘルスに正の効果を持つが、その効果は小さい(r=.08)ことを示した。
要旨根拠:抄録
本メタ分析の目的は、宗教またはスピリチュアリティ(R/S)がメンタルヘルスに与える縦断的な正の効果を明らかにすることだった。48の縦断研究(59の独立標本)をランダム効果モデルで統合した。メンタルヘルスは連続量および二値の苦痛指標、生活満足度、ウェルビーイング、生活の質として操作化し、R/Sには宗教活動への参加、教会仲間からの支援、宗教の重要性、内発的宗教性(=信仰そのものを目的とする宗教性)、肯定的な宗教的対処、意味の感覚などが含まれた。全体の効果量はr=.08と有意だが小さかった。8つのR/S予測因子のうち、公的な宗教活動への参加と宗教の重要性だけが有意にメンタルヘルスと関連した。R/Sがメンタルヘルスに良い影響を与える証拠はあるが、その効果は小さいと結論している。
研究のつながり
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先行研究(この論文が引用している) 3本
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- W0474 幸福は確率的な現象である Lykken(1996) Psychological Science 主要400 被引用 1,641
- W1418 がん患者における人生の意味および首尾一貫感覚と苦痛との関係:メタ分析 Winger(2015) Psycho-Oncology 被引用 174
後続研究(この論文を引用している)
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- https://doi.org/10.1080/10508619.2020.1729570
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- 10.1080/10508619.2020.1729570
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- Religion, Spirituality, and Psychology
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