世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ A01 主観的幸福感・生活満足 ・ W0259
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知覚された差別が心理的ウェルビーイングに及ぼす影響:メタ分析的レビュー

The consequences of perceived discrimination for psychological well-being: a meta-analytic review.

Michael T. Schmitt, N. Branscombe, T. Postmes et al.(2014)Psychological bulletin, 140(4), 921–948

ひとことで
差別経験と幸福のメタ分析

差別を受けていると感じることが心理的ウェルビーイングを損ない、その影響は縦断研究でも残ることを示した。

要旨根拠:抄録

差別を受けていると感じる経験(知覚された差別)が心の健康に悪影響を与えることは指摘されてきたが、その大きさや条件は整理されていなかった。本研究は二つのメタ分析を行い、第一に相関研究の328効果量(N=144,246)から、知覚された差別と自尊感情、抑うつ、不安、生活満足などとの関連を統合した。その結果、平均効果量はr=-0.23で有意に負であり、不利な立場の集団、子ども、個人への差別の知覚で影響がより大きかった。影響は否定的アウトカムで肯定的アウトカムよりやや強く、以前の幸福度を統制した縦断研究でも有意だった(r=-0.15)。第二の実験研究のメタ分析でも、差別が広く存在するという知覚はウェルビーイングを下げた。差別の「広がり」の知覚こそが心理的ウェルビーイングへの害の核心であることを示唆している。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0176 Branscombe(1999)の拒絶-同一化モデルとW0157 Crocker(1989)のスティグマの自己防衛仮説を検証の土台とし、差別知覚が幸福を損なう効果の方が一貫していることを示した
  • 後続・発展W1096 Hui(2020)やW0998 Garssen(2020)など後続のメタ分析が手法面で参照した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 6本

後続研究(この論文を引用している) 3本

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/a0035754
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DOI
10.1037/a0035754

文献表記(APA第7版)

Schmitt, M. T., Branscombe, N. R., Postmes, T., & Garcia, A. L. (2014). The consequences of perceived discrimination for psychological well-being: a meta-analytic review. Psychological bulletin, 140(4), 921–948. https://doi.org/10.1037/a0035754

影響力の指標

著名度スコア
82 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 1,630(うち影響引用 90)・ OpenAlex 1,828
年あたり被引用
125.4
FWCI
305.9(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Racial and Ethnic Identity Research
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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