世界の主要ウェルビーイング研究

幸せそのもの 実証

ポジティブ感情が利得と損失の主観的効用に及ぼす影響:リスクを冒す価値はない

Influence of positive affect on the subjective utility of gains and losses: it is just not worth the risk.

Alice M. Isen, Thomas E. Nygren, F. Ashby(1988)Journal of Personality and Social Psychology, 55(5), 710–717

ひとことで
快感情と損失の感じ方

幸せな気分の人は損失をより重く感じる一方、利得の感じ方は変わらないことを示した。

要旨根拠:抄録

ポジティブ感情が、人が利得や損失に感じる主観的価値(効用)にどう影響するかを検討した研究である。Davidsonらの主観的効用の測定手続きを改良し、ポジティブ感情を誘導した群と統制群の価値関数を比較した。予想どおり、ポジティブ感情群は統制群よりも損失に対してより否定的な主観的効用を示し、幸せな気分の人には損失がより悪く感じられることが分かった。一方、潜在的な利得を考える場合には両群の効用関数に大きな差はなかった。ポジティブ感情が意味のある損失の可能性への感受性を高めることを示し、意思決定理論との関係が考察されている。

研究のつながり

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論文ページ
https://doi.org/10.1037/0022-3514.55.5.710
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DOI
10.1037/0022-3514.55.5.710

文献表記(APA第7版)

Isen, A. M., Nygren, T. E., & Ashby, F. G. (1988). Influence of positive affect on the subjective utility of gains and losses: it is just not worth the risk. Journal of Personality and Social Psychology, 55(5), 710–717. https://doi.org/10.1037/0022-3514.55.5.710

影響力の指標

著名度スコア
36.5 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 581(うち影響引用 20)・ OpenAlex 441
年あたり被引用
14.9
FWCI
1.5(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 15.9%
分野(OpenAlex)
Psychological Well-being and Life Satisfaction

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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