世界の主要ウェルビーイング研究

幸せそのもの 実証

低賃金と失業が心理的ウェルビーイングに与える影響:ロジスティック回帰によるアプローチ

The effects of low-pay and unemployment on psychological well-being: a logistic regression approach.

I. Theodossiou(1998)Journal of Health Economics, 17(1), 85–104

ひとことで
失業と心理的苦痛

失業者は低賃金の就業者と比べても不安や抑うつが強く幸福感が低いことを英国パネルで示した。

要旨根拠:抄録

本論文は失業と精神的苦痛の関係を検討した。1992年の英国家計パネル調査(BHPS)のデータを用い、6種類の精神的苦痛の指標を分析した。個人属性を統制すると、失業者は低賃金で働く人と比べても、不安、抑うつ、自信喪失の顕著な増加や、自尊感情と全般的な幸福感の低下を経験するオッズ(=起こりやすさの比)が有意に高かった。これは失業が本人の望まない非自発的なものであることを示している。また6つの心理的ウェルビーイング指標はいずれも若年層や高齢層より中年層で低く、女性は男性より失業の影響を受けにくかった。低賃金であっても働いていることが失業よりも心の健康にとって望ましいことが示唆される。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している)

この一覧の中には見つかっていません。

後続研究(この論文を引用している) 6本

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1016/S0167-6296(97)00018-0
無料で読めるか
× 有料(非OA)
DOI
10.1016/S0167-6296(97)00018-0

文献表記(APA第7版)

Theodossiou, I. (1998). The effects of low-pay and unemployment on psychological well-being: a logistic regression approach. Journal of Health Economics, 17(1), 85–104. https://doi.org/10.1016/s0167-6296(97)00018-0

影響力の指標

著名度スコア
31.4 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 404(うち影響引用 24)・ OpenAlex 450
年あたり被引用
13.9
FWCI
18.2(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.7%
分野(OpenAlex)
Employment and Welfare Studies

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの

内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →

あわせて読む 世界の最新ウェルビーイング研究 → こちらは定番の古典と著名論文。あちらは、AIが毎日集める最新の論文データベース。土台と最前線を行き来できます。
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
© 株式会社はぴテック