がんと向き合う高齢者におけるスピリチュアル・ウェルビーイング、宗教性、希望、抑うつ、その他の気分状態
Spiritual well-being, religiosity, hope, depression, and other mood states in elderly people coping with cancer.
R. Fehring, J. Miller, Christina M. Shaw(1997)Oncology Nursing Forum, 24(4), 663–71
がんと向き合う高齢者では内発的な宗教性とスピリチュアル・ウェルビーイングが希望やポジティブな気分と結びつくことを示した。
要旨根拠:抄録
がんと向き合う高齢者において、スピリチュアル・ウェルビーイング、宗教性、希望、抑うつ、その他の気分状態の関係を調べ、宗教性やスピリチュアル・ウェルビーイングの高低で希望や気分に差があるかを検討した研究である。米国中西部の2病院の急性期病棟で、平均73歳のがん患者100人(男性33人、女性67人)を対象とした記述的相関研究である。内発的・外発的宗教性指標(=信仰そのものを大切にする傾向と、社会的利益のために信仰する傾向)、スピリチュアル・ウェルビーイング尺度、高齢者抑うつ尺度、ミラー希望尺度、気分プロフィール(POMS)を実施した。その結果、内発的宗教性、スピリチュアル・ウェルビーイング、希望、ポジティブな気分状態の間に一貫した正の相関がみられた。高齢がん患者のケアでスピリチュアルな側面を支える意義を示唆している。
研究のつながり
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