COVID-19関連ストレスにおけるリスク要因とレジリエンス要因の年齢差
Age Differences in Risk and Resilience Factors in COVID-19-Related Stress
A. Pearman, MacKenzie L. Hughes, Emily L. Smith et al.(2020)The journals of gerontology. Series B, Psychological sciences and social sciences, 76(2), e38–e44
高齢者ではコロナへの不安がストレスを強め、先を見越した対処がストレスを弱めることを示した。
要旨根拠:抄録
高齢者は若年・中年層に比べてコロナによる死亡や障害のリスクが高い。本研究は、コロナ特有の不安と、プロアクティブ・コーピング(=将来の困難を見越して先回りして備える対処)が、若者と高齢者でストレスのリスク要因・レジリエンス要因として異なる働きをするかを検討した。米国の20〜79歳の成人515人に、コロナにかかることへの不安、プロアクティブ・コーピング、コロナ関連のストレスをオンライン調査で尋ねた。ストレスの水準に年齢差はなかったが、コロナへの不安は若者より高齢者で強くストレスの増加と関連し、プロアクティブ・コーピングは若者より高齢者で強くストレスの低下と関連していた。高齢者にとって不安はリスク要因として、先を見越した対処はレジリエンス要因として働く可能性があり、文脈に応じた高齢者のメンタルヘルス研究の必要性を示唆する。
研究のつながり
この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。
先行研究(この論文が引用している) 1本
後続研究(この論文を引用している) 1本
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.1093/geronb/gbaa120
- 無料で読めるか
- ○ ブロンズ(出版社サイトで無料・ライセンス不明) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.1093/geronb/gbaa120
文献表記(APA第7版)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 26.1 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 193(うち影響引用 4)・ OpenAlex 243
- 年あたり被引用
- 27.6
- FWCI
- 16.1(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 1.0%
- 分野(OpenAlex)
- COVID-19 and Mental Health
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 名言集残された時間が限られていると知るとき、人はどうでもよいものを手放し、最も大切な関係と経験に集中する。だから高齢者の日々…ローラ・カーステンセン
- 幸せに効くこと年齢差別経験「年だから」という扱いは、本人の心にも体にも効いてしまう
- 幸せに効くこと職務不安定性『仕事がなくなるかも』という不安は、実際の失業の前から幸福を削ります
- 思想マップ悩み相談:老後が不安お金・将来・まず読むなら ストア派/儒教(原始)/ケイパビリティ・アプローチ
- 名言集若い時の苦労は買ってでもせよ日本のことわざ
- 発達マップWBC:ストレスの低さ5つの発達段階で比べた表・幸福度診断(WBC)の分解
- 調査・報告書Gallup 世界の感情レポート(Global Emotions Report/State of the World's Emotional Health)昨日、笑ったか・心配したかなどを世界の人に尋ね、日々の感情の明暗を国別に比べる年次報告書。
- 禅語百選生死事大 無常迅速生きて死ぬという一大事を前にして、時は矢のように過ぎていく。ぐずぐずしている暇はない。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →