世界の論文 ・ B14 物質主義・社会的比較(幸福を下げる要因) ・ W2229
ありのままに 実証
高齢者の経済的ウェルビーイング:さらなる精緻化
Financial well-being among the aged: a further elaboration.
J. Liang, Eva Kahana, E. Doherty(1980)Journal of Gerontology, 35(3), 409–420
ひとことで
高齢者の家計満足と相対的剥奪
高齢者の家計満足は所得そのものより相対的剥奪感と分配的公正感に直接左右されることを示した。
要旨根拠:抄録
背景として、経済状態と「家計が足りている」という主観的感覚の結びつきは、相対的剥奪(=他者と比べて自分が不当に恵まれていないと感じること)や分配的公正(=配分が公平かの判断)という主観的解釈に媒介されるという、先行研究のモデルをさらに発展させることを目的とした。方法として、デトロイト地域の高齢者252名の調査データを用い、年齢・性別・人種・宗教といった生得的属性が社会的比較に与える影響も検討した。結果、家計満足は相対的剥奪と分配的公正から直接影響を受け、社会的地位・就労・所得の影響は間接的にとどまった。人種と年齢が社会的比較と所得充足感に有意な影響を持った。所得保障政策の設計には主観的な比較過程への配慮が必要だと示唆している。
研究のつながり
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- 10.1093/GERONJ/35.3.409
文献表記(APA第7版)
Liang, J., Kahana, E., & Doherty, E. (1980). Financial well-being among the aged: a further elaboration. Journal of Gerontology, 35(3), 409–420. https://doi.org/10.1093/geronj/35.3.409
影響力の指標
- 著名度スコア
- 4.7 / 100 スコアとは
- 被引用数
- Semantic Scholar 37(うち影響引用 2)・ OpenAlex 37
- 年あたり被引用
- 0.8
- FWCI
- 1.1(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 18.3%
- 分野(OpenAlex)
- Psychological Well-being and Life Satisfaction
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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