日本人における自尊感情の性差に関するメタ分析
A Meta-Analysis of Gender Differences in Self-Esteem in Japanese
岡田 涼、小塩 真司、茂垣 まどか、脇田 貴文、並川 努(2015)パーソナリティ研究, 24(1), 49–60
日本人の自尊感情は男性がわずかに高く(g=.17)、その差は年齢段階や調査年によって異なることをメタ分析で示した。
要旨根拠:抄録
自尊感情に男女差があるかは海外で多く検討されてきたが、日本人についての統合的な知見は乏しかった。本研究は、メタ分析(=複数の研究結果を統計的に統合する手法)によって日本人の自尊感情の性差を検討した。Rosenberg自尊感情尺度で男女別の得点を報告した研究を包括的に検索し、1982年から2013年に発表された50研究を収集した。統合した効果量はg=.17で、女性より男性の方がわずかに高かった。調整変数を検討したところ、年齢段階と調査年によって性差の大きさが異なっていた。本研究は、日本人の自尊感情の性差を論じるための実証的な基盤を提供するものである。
関係メモ——この研究のその後
- 日本人の自尊感情の性差を統合し、男性がわずかに高いことを示した。同じ研究グループのJ013 小塩(2014)は年齢と調査年の影響をメタ分析しており、両者で日本の自尊感情平均値の全体像を示す
反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。
この論文が出てくる研究の系譜
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