自己成長主導性尺度Ⅱ(PGIS-II)日本語版の開発と心理的測定
Development and psychometric evaluation of a Japanese version of the Personal Growth Initiative Scale-II
德吉 陽河、岩崎 祥一(2014)心理学研究, 85(2), 178–187
自分から意図的に成長しようとする姿勢を測るPGIS-IIの日本語版を作成し、信頼性と妥当性を示した。
要旨根拠:抄録
自己成長主導性(Personal Growth Initiative=人生経験をより良くするため、自ら意図的に成長の過程に取り組む姿勢)を多次元的に測る尺度PGIS-IIの日本語版を開発し、信頼性と妥当性を検討した。研究1(204名)では確認的因子分析により、4因子モデルが許容できる適合度を示し、信頼性係数は.67〜.84であった。併存的妥当性として、幸福感や肯定的な自動思考との相関が示された。研究2(101名)では、統制の所在(=物事の原因を自分と外部のどちらに求めるか)、自尊感情、コーピングとの有意な相関が確認された。以上から、PGIS-II日本語版は満足できる信頼性と妥当性をもち、成長志向のウェルビーイング研究に使える道具であることが示された。
研究のつながり
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