大学生を対象とした体育授業における自己調整学習方略と体育自己効力感を促すための介入プログラムの効果
Evaluation of intervention for self-regulated learning strategies and self-efficacy in physical education classes for university students
須﨑 康臣、杉山 佳生(2017)体育学研究, 62(1), 227–239
自己調整学習ノートを用いた介入で、大学生の体育授業における自己調整学習方略と自己効力感が高まることを示した。
要旨根拠:抄録
本研究は、大学の体育授業において自己調整学習方略(=目標設定や振り返りなど自分で学びを調整する工夫)と自己効力感を高める介入プログラムの効果を検討した。参加者は介入群36名と統制群25名に分けられ、介入群には自己調整学習方略と自己効力感に焦点を当てた自己調整学習ノートを用いたプログラムを実施した。両群ともにイメージや教員への援助要請、授業への適応が有意に向上した。介入群では、目標設定、セルフトーク、セルフモニタリング、努力、評価と振り返りといった方略と自己効力感が有意に向上した。一方、授業から得られる満足感や楽しさには両群で差がみられなかった。この介入プログラムは、自己調整学習方略、自己効力感、授業への適応の向上に貢献しうることが示唆された。
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