大学新入生の携帯メール利用が入学後の孤独感に与える影響
Th effect of the use of mobile phone text messages on freshmen's loneliness during the transition to college
五十嵐 祐、吉田 俊和(2003)心理学研究, 74(4), 379–385
入学前の友人への携帯メール依存が大きい新入生ほど、入学後に孤独感が高まることを縦断調査で示した。
要旨根拠:抄録
大学入学という移行期に、携帯メールの利用が新入生の孤独感にどう影響するかを縦断的に検討した。新入生83名が前期の初めと終わりに孤独感とソーシャルネットワークの尺度に回答し、初回には携帯メールの効用認知も測定した。その結果、メールの機能的有用性を高く認知するほど大学の友人へのメールが増え、親和欲求の充足を高く認知するほど入学前の友人とのメールの重要性は下がった。さらに、メールに頼らない入学前・入学後の友人関係を重視し、入学前の友人へのメールが少ないほど孤独感は低かった。反対に、入学前の友人とのメールを重視するほど孤独感は増加した。新しい環境では、過去の関係をメールでつなぎ続けるより、新たな対面関係を築くことが孤独の軽減につながると示唆される。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.4992/jjpsy.74.379
- 無料で読めるか
- ○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.4992/jjpsy.74.379
文献表記(日本心理学会式)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 58.3 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 12 ・ Crossref 8 ・ Semantic Scholar 13 ・ OpenAlex 12
- 年あたり被引用
- 0.5(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くこと孤独対策(ビフレンディング等)孤独に効くのは「人と会う機会」より「人をどう見るか」の修正なんです
- 幸せに効くことスマートフォン普及(社会レベル)スマホの普及が若者を不幸にしたかは、研究者の間でも意見が割れている
- 思想マップ悩み相談:友達がいない。孤独だ人間関係・まず読むなら Ubuntu/アリストテレス/禅
- 発達マップスマホとの付き合い方5つの発達段階で比べた表・人生の歩み
- 名言集最も恐ろしい貧困は、孤独であり、愛されていないという感覚であるマザー・テレサ
- 名言集あなたの同意なしに、誰もあなたに劣等感を抱かせることはできないエレノア・ルーズベルト(とされる)
- 禅語百選一期一会この出会いは一生に一度のもの。だから、二度とない機会として心を尽くす。
- 調査・報告書OECD 生徒の学習到達度調査(PISA):生徒の幸福度の質問学力調査に合わせて15歳に生活満足度や学校への所属感を尋ね、国際比較する質問調査。
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →