地域高齢者における主観的幸福感と家族とのコミニュケーションとの関連
Feeling of Well-being and Family Contacts in Community Elderly Residents
岡本 和士(2000)日本老年医学会雑誌, 37(2), 149–154
地域高齢者の主観的幸福感に最も強く関連するのは家族との会話であり、会話頻度とともに幸福感が高まることを示した。
要旨根拠:抄録
地域に住む高齢者の主観的幸福感とその関連要因を明らかにするため、愛知県の大都市近郊地域の65歳以上863名に自記式アンケートを行った。主観的幸福感は単一項目で尋ね、「幸福と思う」者は男性71.4%、女性76.4%で、性差や年齢差は有意ではなかった。ロジスティック重回帰分析(=複数の要因の影響を互いに調整して比べる手法)の結果、健康度自己評価、家族との会話、社会的役割、日常活動性、ソーシャルサポートが幸福感と正に関連し、特に家族との会話のオッズ比が2.60と最も高かった。気分の落ち込みや寂しさは負に関連した。家族との会話の効果は頻度とともに増し、前期高齢者より後期高齢者で強かった。家族との日常的な会話が高齢者の幸福感を高める方向に働く可能性が示された。
研究のつながり
この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。
先行研究(この論文が引用している)
この一覧の中には見つかっていません。
後続研究(この論文を引用している) 1本
読む・引用する
- 論文ページ
- https://doi.org/10.3143/geriatrics.37.149
- 無料で読めるか
- ○ ダイヤモンド(APC無しのOA誌) 無料本文 ↗
- DOI
- 10.3143/geriatrics.37.149
文献表記(日本心理学会式)
影響力の指標
- 著名度スコア
- 49.5 / 100 スコアとは
- 被引用数
- J-STAGE 13 ・ Crossref 3 ・ Semantic Scholar 4 ・ OpenAlex 3
- 年あたり被引用
- 0.5(J-STAGE)
被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 幸せに効くこと主観的経済状況『いくら稼ぐか』より『どう感じているか』のほうが幸福との相関が強いんです
- 名言集感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく松下幸之助
- 幸せに効くこと地域の祭り・イベント地元の祭りによく行く人は幸福度が高い、鍵は「一緒に盛り上がるつながり」
- 調査・報告書イプソス幸福感調査(Ipsos Happiness Index)約30か国のネット調査で「幸せ」と答えた人の割合と、その理由を毎年比べる民間の国際調査。
- 名言集幸福の約50%は遺伝的な設定値、約10%は環境、約40%は意図的な活動によって説明されるソニア・リュボミアスキー
- 思想マップ悩み相談:家族が引きこもっている。どう接すればいいか分からない家族・まず読むなら 道家(老荘)/仏教(上座部)/Ubuntu
- 禅語百選和顔愛語和やかな顔と、慈しみのある言葉。何も持たなくても、誰にでもできる最も身近な布施。
- 発達マップ日本の幸福度の低さ(GFS)を段階から読む(仮説)5つの発達段階で比べた表・文化との対応
内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →