世界の主要ウェルビーイング研究

主要100 ありのままに レビュー 対象:概念研究

文化的幸福観:文化心理学的知見と将来への展望

Cultural construal of happiness: Cultural psychological perspectives and future direction of happiness research

内田 由紀子、荻原 祐二(2012)心理学評論, 55(1) 26

ひとことで
文化的幸福観の展望

幸福のとらえ方は文化によって異なり、日本では関係性や協調、バランスを重視する幸福観があることを文化心理学の視点から整理した。

要旨根拠:抄録

人々が幸福をどうとらえ、どう経験するかの文化差を、文化心理学の研究から整理した展望論文である。幸福の素朴なとらえ方、幸福を予測する要因、社会経済的要因と幸福の関係の3点で大きな文化差があるとする。北米では、幸福は覚醒度の高い望ましい感情とされ、個人の達成で定義されやすく、目標達成や自尊心が幸福を最もよく予測する。日本など東アジアでは、幸福はよい面と悪い面の両方の意味をもち、穏やかさや人とのつながりで定義されやすく、関係の調和や他者からの情緒的サポートが幸福を最もよく予測する。個人主義化が進んだ若い世代の日本人でも、個人的達成を追求する人ほど主観的幸福感が低かった。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤J032 北山(1995)の文化心理学的自己論と一覧外:Markus & Kitayama (1991)の相互協調的自己観を幸福観に適用した
  • 後続・発展一覧外:Hitokoto & Uchida (2015)が協調的幸福感尺度を開発し、関係志向の幸福観を測定可能にした

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

この論文が出てくる研究の系譜

研究のつながり

この一覧(日本 576本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。日本語論文は参照データが薄く、空欄でも引用していないとは限りません。

先行研究(この論文が引用している)

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論文ページ
https://doi.org/10.24602/sjpr.55.1_26
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DOI
10.24602/sjpr.55.1_26

文献表記(日本心理学会式)

内田 由紀子・荻原 祐二 (2012). 文化的幸福観:文化心理学的知見と将来への展望. 心理学評論, 55(1), 26. https://doi.org/10.24602/sjpr.55.1_26

影響力の指標

著名度スコア
40.7 / 100 スコアとは
被引用数
J-STAGE 10 ・ Crossref 0 ・ Semantic Scholar 0 ・ OpenAlex —
年あたり被引用
0.7(J-STAGE)
主要100の選定
専門家判断(定番・古典)
注記
要旨の見直し(2026-10):J-STAGEの論文ページに抄録欄はないが、PDF冒頭に英文抄録あり。それをもとに要約。正式題名は副題「文化心理学的知見と将来への展望」付き/書誌を直した(2026-10):原題 文化的幸福観 → 文化的幸福観:文化心理学的知見と将来への展望

被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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