世界の主要ウェルビーイング研究

日本の論文 ・ B10 自尊感情・自己受容・自己肯定 ・ J347
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学習志向性は失敗が自尊心に与える脅威を緩衝するか

Do mastery goals buffer self-esteem from the threat of failure?

新谷 優、クロッカー ジェニファー(2007)心理学研究, 78(5), 504–511

ひとことで
学習目標が失敗から自尊心を守る

学業で自己価値を決める学生でも、学習目標(熟達目標)が高ければ失敗後の自尊心低下が起きず、粘り強さも高いことを示した。

要旨根拠:抄録

自己価値の随伴性(=特定の領域の成功・失敗に自己価値を依存させること)がある領域で失敗すると、自尊心は傷つきやすい(Crocker & Wolfe, 2001)。先行研究では、知能は伸びるという考えを示すと学業に自己価値を置く人でも失敗後の自尊心が保たれることが示されていた。本研究はこれを拡張し、熟達目標(=他者との比較ではなく自分の能力を伸ばすことを目指す目標)が失敗から自尊心を守るかを、異なる課題と成功・失敗の操作、粘り強さの測定を加えて検討した。大学生を対象とした実験の結果、学業能力に自尊心を依存させる学生は、熟達目標が低いと失敗後に自尊心が低下したが、熟達目標が高いとその差は消えた。また熟達目標の高い学生は失敗後により粘り強く取り組んだ。学ぶこと自体を目指す姿勢が、失敗に揺らがない自己を支えることを示した研究である。

研究のつながり

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論文ページ
https://doi.org/10.4992/jjpsy.78.504
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DOI
10.4992/jjpsy.78.504

文献表記(日本心理学会式)

新谷 優・クロッカー ジェニファー (2007). 学習志向性は失敗が自尊心に与える脅威を緩衝するか. 心理学研究, 78(5), 504–511. https://doi.org/10.4992/jjpsy.78.504

影響力の指標

著名度スコア
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被引用数
J-STAGE 7 ・ Crossref 9 ・ Semantic Scholar 6 ・ OpenAlex 9
年あたり被引用
0.3(J-STAGE)

被引用数の取得日:J-STAGE・Crossref・Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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