主観的な精神健康度と身体健康度,社会生活満足度および 生きがい度との関連性
Relationships of Self-Reported Physical Health, Sociability, and Spiritual Life with Mental Health: An Investigation According to Gender and Life Stage
熊谷 幸恵、森岡 郁晴、吉益 光一、冨田 容枝、宮井 信行、宮下 和久(2008)日本衛生学雑誌, 63(3), 636–641
身体健康・社会生活満足・生きがいの低さが性別や年代を問わず主観的な精神健康の悪さと関連することを示した。
要旨根拠:抄録
主観的な精神健康と、身体健康度・社会生活満足度・生きがい度との関連を性別とライフステージ別に検討した。和歌山県の20歳以上の地域住民1,905名を無作為抽出して質問紙を送り、各健康状態を視覚的アナログ尺度(=線上に印をつけて程度を答える方法)で評価、1,752名を多重ロジスティック回帰で分析した。全体では、3要素のいずれの低さも男女・全年代で精神健康の悪さと関連した。若年男性では社会生活の不満、若年女性では社会生活に加え生きがいの不満、中年期は男女とも両者、高齢期は身体健康の悪さが特に強く関連した。ライフステージと性別に応じたメンタルヘルス支援の重要性が示唆された。
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