幸福↑ 幸せを高める 確度B大規模研究・複数の研究が一致
体力・心肺フィットネス(身体的能力)
体力水準と気分・満足の正の関連
体格ではなく『動ける体』が、気分と自信を底上げする
幸せへの効果の大きさ
人生満足度(SWLS)
○正自己効力・健康を媒介して正
感情のバランス(PANAS)
○正高PA
- ほかの幸福度指標
- 活力・抑うつ低下
- なぜ効くのか
- 生理的(エンドルフィン・神経可塑)+心理的(自己効力・身体像)
- 幸せの4因子
- やってみよう やってみよう
こうすると更に効く
体力や心肺持久力が高い人は快感情が高く、活力があり、抑うつが少ない傾向があって、運動が抑うつ・不安を減らすというメタ分析の統合とも整合します(Reed & Ones, 2006; Rebar et al., 2015)。経路は生理的なもの(エンドルフィンや神経可塑性)と心理的なもの(自己効力感や身体像の改善)の両方です。体力は才能ではなく積み上がるものなので、効かせ方は『少しずつ・継続』にあります。息が弾む程度の有酸素運動を週に数回、無理のない強度で続けるのが基本で、体重の増減より『前より長く歩ける』『階段がラクになった』という機能の変化を指標にすると、自己効力感の面でも効きやすいみたいです。
気をつけること
体力と幸福の関連は相関が中心で、気分が良い人ほど運動を続けられる、という逆方向もあります。効果は中程度で、体力をつければすべてが解決するわけではありません。急に強度を上げるとけがや燃え尽きのもとで、持病のある人は医師と相談してから始めるのが安全です。肥満やBMIの行とは別で、ここは体格ではなく機能的な体力の話です。運動しても気分の落ち込みが続くときは、専門家に相談してください。
最初の一歩
今日からできるのは、10分だけ早歩きをして、終わった後の気分を記録することです。周囲ができることは、一緒に歩く約束をつくることでしょうか。
主要な研究
- Rebar et al.(2015, Health Psychol Rev)運動と抑うつ・不安メタ統合
- Reed & Ones(2006)
メモ:肥満/BMI(既収載)と別、体格でなく機能的体力
原典と照合済み(2次)。効果の大きさは代表的な研究の値で、相関は因果を意味しません。
同じ「体質・遺伝・ホルモン」の項目
ほぼ無 A 認知機能/知能(IQ) 頭の良さと幸せは、個人レベルではほとんど関係ないんです 幸福↑ A 遺伝・セットポイント 幸福の遺伝率は約36%、つまり残りの6割以上は環境と行動の余地があるんです 幸福↑ A 遺伝的幸福度と外向性・神経症傾向の媒介 幸福の遺伝は「性格を通して」効く、つまり気質を知ることが活かし方の入口です 幸福↓ B 慢性炎症(IL-6/CRP) 体の中の静かな炎症が、気分を鈍らせることがある 混在 A テストステロン水準(内因性) テストステロンの低さが不幸の『原因』だという証拠は、意外と弱い 幸福↓ A 甲状腺機能異常 甲状腺の不調は気分を乱すが、関連は思ったより小さく、治療で戻りやすい 幸福↑ A 握力・筋力 握力が強い人ほど落ち込みにくい。ただし筋力は「健康の体温計」 幸福↑ A 歩行速度 歩くのが遅くなるのは、心の元気が下がるサインかもしれない
つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの
- 発達マップSPIRE:P(身体)×段階5つの発達段階で比べた表・ウェルビーイングと仕事のフレームワーク
- 主要研究身体運動と心理的ウェルビーイング:批判的レビューScully(1998)・運動が抑うつ・不安・気分・自尊感情などに与える効果の証拠を批判的に整理し、心理面との関係の複雑さを示した。
- 発達マップ心と体のつながり5つの発達段階で比べた表・根本の定義(段階とは何か)
- 主要研究運動とウェルビーイング:身体活動に伴う心身の健康上の利益に関するレビューPenedo(2005)・運動や身体活動が気分・生活の質・身体機能など幅広い心身の健康指標に有益であることを、近年の研究から示した。
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