世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B06 社会的つながり・孤独・帰属 ・ W0129
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社会的つながりと精神的健康

Social ties and mental health

I. Kawachi, L. Berkman(2001)Journal of urban health, 78(3), 458–467

ひとことで
社会的つながりと心の健康

社会的つながりが心の健康を守る経路と、その効果が集団によって一様でないことを整理した。

要旨根拠:抄録

社会的つながりが心理的ウェルビーイングの維持に役立つことは広く認められている。本総説は、ストレス反応、心理的ウェルビーイング、抑うつや不安などの心理的苦痛と社会的つながりとの関係について、4つの知見を整理した。第一に、つながりや支援が心の健康に効く経路は、常に良い影響を与える「主効果モデル」と、ストレス時に緩衝材となる「ストレス緩衝モデル」で説明できる。第二に、その保護効果は一様でなく、資源の乏しい女性では他者を支える義務が負担となり、かえって症状を強めることがある。第三に、個人のネットワークはより広い社会構造に埋め込まれており、ソーシャル・キャピタル(=社会の信頼や互酬のネットワーク)の視点が必要である。第四に、社会的支援介入は一定の成果があるが、設計・タイミング・量や効果を得やすい人の特徴の解明がなお求められる。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0010 Cohen(1985)の緩衝仮説と著者のW1558 Kawachi(1997)の社会関係資本と死亡の研究を踏まえ、つながりが心の健康を守る経路を整理した
  • 後続・発展W0332 Feeney(2014)が関係を通じた成長(スライビング)の理論へ展開し、W1060 Shakya(2017)がオンラインのつながりは対面のつながりの代わりにならないことを示した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 2本

後続研究(この論文を引用している) 3本

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論文ページ
https://doi.org/10.1093/jurban/78.3.458
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DOI
10.1093/jurban/78.3.458

文献表記(APA第7版)

Kawachi, I. (2001). Social ties and mental health. Journal of urban health, 78(3), 458–467. https://doi.org/10.1093/jurban/78.3.458

影響力の指標

著名度スコア
90.1 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 3,547(うち影響引用 128)・ OpenAlex 3,596
年あたり被引用
136.4
FWCI
17.2(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.5%
分野(OpenAlex)
Health disparities and outcomes
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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