世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B06 社会的つながり・孤独・帰属 ・ W2331
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社会的ネットワーク、宿主抵抗力、死亡率――アラメダ郡住民の9年間追跡研究

Social networks, host resistance, and mortality: a nine-year follow-up study of Alameda County residents.

L. Berkman, S. Syme(1979)American Journal of Epidemiology, 109(2), 186–204

ひとことで
社会的つながりと死亡率

社会的・地域的なつながりが乏しい人ほど9年間の死亡率が高く、その関連は健康状態や生活習慣とは独立していることを示した。

要旨根拠:抄録

社会的・地域的なつながりと死亡率の関係を、カリフォルニア州アラメダ郡の成人6928人の無作為サンプル(1965年の調査)と、その後9年間の死亡の追跡データで調べた縦断研究である。社会的・地域的なつながりが乏しい人は、つながりの多い人より追跡期間中に死亡しやすかった。最も孤立した人の、最も社会的接触の多い人に対する年齢調整済みの相対リスクは、男性で2.3、女性で2.8だった。この関連は、1965年時点の自己申告の健康状態、死亡年、社会経済的地位、喫煙・飲酒・肥満・身体活動・予防的保健サービスの利用といった健康習慣とは独立していた。

関係メモ——この研究のその後

  • 後続・発展W0010 Cohen & Wills(1985)の緩衝仮説やW0439 House(1988)の社会的支援の構造・過程の整理、W0191 Uchino(2006)の生理学的経路のレビューへと、つながりが健康を守る仕組みの研究が展開した
  • 再現・検証W0864 Blazer(1982)が高齢者地域サンプルで同様の関連を再現し、W0169 Steptoe(2013)は英国高齢者で社会的孤立は死亡率を独立に予測するが孤独感は健康状態の調整後に効果が弱まることを示し、客観的孤立と主観的孤独を区別する必要を示した
  • 統合(メタ分析)W0056 Holt-Lunstad(2010)が148研究のメタ分析で強い社会的関係を持つ人の生存確率が約1.5倍であることを、W0126 Holt-Lunstad(2015)が社会的孤立・孤独・独居がそれぞれ死亡リスクを約3割高めることを示し、本研究の知見を確立した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

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https://doi.org/10.1093/OXFORDJOURNALS.AJE.A112674
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DOI
10.1093/OXFORDJOURNALS.AJE.A112674

文献表記(APA第7版)

Berkman, L. F., & Syme, S. L. (1979). Social networks, host resistance, and mortality: a nine-year follow-up study of Alameda County residents. American Journal of Epidemiology, 109(2), 186–204. https://doi.org/10.1093/oxfordjournals.aje.a112674

影響力の指標

著名度スコア
90.1 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 5,297(うち影響引用 150)・ OpenAlex 5,391
年あたり被引用
110.4
FWCI
75.9(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Health disparities and outcomes
主要400の選定
専門家判断(古典・定番)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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