世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B07 利他・親切・向社会性 ・ W1195
主要400 ありがとう レビュー

共感と対人的感情調整の統合

Integrating Empathy and Interpersonal Emotion Regulation.

Jamil Zaki(2020)Annual Review of Psychology, 71(1), 517–540

ひとことで
共感と対人的感情調整

共感に基づく援助目標は相手の気分を良くすることに限らないとし、対人的感情調整の枠組みでの統合を提案した。

要旨根拠:抄録

共感を感じた人は相手のウェルビーイングを高めようとするが、相手に何を感じてほしいのかという問いは十分に扱われてこなかった。従来研究の多くは、相手のポジティブ感情を増やしネガティブ感情を減らすことを援助の前提としてきた。本レビューは、現実の共感的目標はもっと幅広く、相手の幸福のためにあえて気分を悪くさせたり、相手の望みに反したりする場合も含むと論じる。そのうえで、こうした目標を対人的感情調整(IER=他者の感情に働きかけて変えようとすること)の枠組みに統合し、親密な関係、専門職によるケア、集団感情などの文脈で検討した。共感とIERの統合は、社会的感情がどのように向社会的行動(=他者のためになる行動)を生むのかについて新たな問いを立てる土台になるとしている。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0015 Gross & John(2003)の個人内の感情調整の枠組みを対人場面へ拡張し、共感と対人的感情調整を統合した。社会的支援の生理的効果を論じたW0253 Uchino(1996)も踏まえている

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

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先行研究(この論文が引用している) 3本

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論文ページ
https://doi.org/10.1146/annurev-psych-010419-050830
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DOI
10.1146/annurev-psych-010419-050830

文献表記(APA第7版)

Zaki, J. (2020). Integrating Empathy and Interpersonal Emotion Regulation. Annual Review of Psychology, 71(1), 517–540. https://doi.org/10.1146/annurev-psych-010419-050830

影響力の指標

著名度スコア
32.6 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 216(うち影響引用 16)・ OpenAlex 267
年あたり被引用
30.9
FWCI
3.4(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 7.2%
分野(OpenAlex)
Child and Adolescent Psychosocial and Emotional Development
主要400の選定
著名度スコア上位(概念・年代枠内)

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

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データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
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