世界の主要ウェルビーイング研究

世界の論文 ・ B06 社会的つながり・孤独・帰属 ・ W0253
ありがとう レビュー

ソーシャルサポートと生理的過程の関係:基盤となるメカニズムと健康への含意に重点を置いたレビュー

The relationship between social support and physiological processes: a review with emphasis on underlying mechanisms and implications for health.

Bert N. Uchino, J. Cacioppo, J. Kiecolt-Glaser(1996)Psychological bulletin, 119(3), 488–531

ひとことで
支援と生理機能のレビュー

81研究のレビューから、ソーシャルサポートが心血管・内分泌・免疫系に有益な影響と確実に関連することを示した。

要旨根拠:抄録

ソーシャルサポートが健康に良いことは知られていたが、どのような生理的経路を通じて作用するのかは十分に整理されていなかった。本レビューは、ソーシャルサポートと生理的過程との関連を示す証拠を検討し、その背後のメカニズムを特徴づけることを目的とした。81研究を検討した結果、ソーシャルサポートは心血管系、内分泌系、免疫系に有益な影響と一貫して関連していた。メカニズムの分析からは、健康行動がこの関連を説明するわけではないこと、一部の研究ではストレス緩衝効果(=ストレスの悪影響を和らげる働き)が見られること、家族からの支援が重要でありうること、情緒的支援が重要な次元であることが示された。支援を多次元的に捉え、複数の分析レベルでメカニズムを検討する必要性を提言した。

関係メモ——この研究のその後

  • 先行・基盤W0010 Cohen(1985)のストレス緩衝仮説を生理的経路から検証した
  • 後続・発展W0191 Uchino(2006)が生理的プロセスのレビューを更新し、W0056 Holt-Lunstad(2010)が社会関係と死亡率のメタ分析で健康影響の大きさを示した
  • 統合(メタ分析)W0270 Leigh-Hunt(2017)が社会的孤立と孤独の公衆衛生上の影響を系統的レビューの総覧として整理した

反証・修正は確信があるものだけ書いています。書かれていない=否定されていない、ではありません。

研究のつながり

この一覧(世界 1,782本)の中での引用関係です。引用している=支持している、とは限りません。

先行研究(この論文が引用している) 5本

後続研究(この論文を引用している) 15本

ほか 3 件

読む・引用する

論文ページ
https://doi.org/10.1037/0033-2909.119.3.488
無料で読めるか
× 有料(非OA)
DOI
10.1037/0033-2909.119.3.488

文献表記(APA第7版)

Uchino, B. N., Cacioppo, J. T., & Kiecolt-Glaser, J. K. (1996). The relationship between social support and physiological processes: a review with emphasis on underlying mechanisms and implications for health. Psychological bulletin, 119(3), 488–531. https://doi.org/10.1037/0033-2909.119.3.488

影響力の指標

著名度スコア
82.3 / 100 スコアとは
被引用数
Semantic Scholar 2,870(うち影響引用 62)・ OpenAlex 2,692
年あたり被引用
92.6
FWCI
31.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
同年同分野で
上位 0.1%未満
分野(OpenAlex)
Health disparities and outcomes

被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。

つながり ほかの保存版コレクションから、内容の近いもの

内容の近さをAIで自動計算して選んでいます。保存版コレクションの一覧 →

あわせて読む 世界の最新ウェルビーイング研究 → こちらは定番の古典と著名論文。あちらは、AIが毎日集める最新の論文データベース。土台と最前線を行き来できます。
話題・一言でいうと・要旨・分類・関係メモは、論文の抄録をもとにAI(Claude)が作成し、はぴテックが確認したものです。本文まで読んで書いたものではないため、数値や結論の詳細は原著でご確認ください。被引用数は Semantic Scholar・OpenAlex・J-STAGE・Crossref の値で、順位の目安です。 出典として「はぴテック『世界の主要ウェルビーイング研究一覧』」を明記のうえ、ご自由にお使いください。 世界の主要ウェルビーイング研究一覧(Excel・世界1,782・日本576) / 系譜図 / 2026-10-07 版(v1.0)
データ提供元:Semantic Scholar(Allen Institute for AI)、OpenAlex(OurResearch)、J-STAGE(JST)、Crossref
© 株式会社はぴテック