臨床実践における共感:個人の気質、性別、経験は医師の共感的関心、バーンアウト、情緒的苦痛をどう調整するか
Empathy in Clinical Practice: How Individual Dispositions, Gender, and Experience Moderate Empathic Concern, Burnout, and Emotional Distress in Physicians
E. Gleichgerrcht, J. Decety(2013)PLoS ONE, 8(4), e61526
医師の思いやりの満足感は共感的関心や利他性と、共感疲労は個人的苦痛や失感情症と関連することを示した。
要旨根拠:抄録
臨床での共感と、医療現場でそれを損なう要因を理解するため、米国の専門医資格を持つ医師7584人を対象に大規模なオンライン調査を行った研究である。共感のさまざまな側面、苦痛、バーンアウト、利他的行動、感情への気づき、ウェルビーイングを妥当性のある尺度で測定した。その結果、コンパッション満足(=人を助けることから得られる充実感)は共感的関心、視点取得、利他性と強く関連し、共感疲労(バーンアウトと二次的外傷性ストレス)は個人的苦痛や失感情症(=自分の感情を認識・表現しにくい傾向)とより関連していた。女性は共感的関心が高かったが、それが否定的な感情にもつながっていた。経験年数は、年齢と性別を統制すると気質的な指標に影響しなかった。否定的な覚醒を調整し感情を言語化する力と、他者を助ける傾向が、臨床での思いやりの充実感を支えると考えられる。
研究のつながり
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文献表記(APA第7版)
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- Empathy and Medical Education
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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