COVID-19と都市計画:ギリシャの都市における流行前後の建造環境、健康、ウェルビーイング
COVID-19 and urban planning: Built environment, health, and well-being in Greek cities before and during the pandemic
Kostas Mouratidis, Athena Yiannakou(2021)Cities, 121, 103491
コロナ禍でギリシャ都市住民の健康と幸福が低下し、大きな公園への近さや広い住居などが良好なウェルビーイングと関連することを示した。
要旨根拠:抄録
COVID-19の流行は生活の質を大きく変え、パンデミックに強い都市の計画・設計という論点を浮上させた。本研究は、SNSを通じた準縦断的な調査データと地理空間データを用い、ギリシャのアテネとテッサロニキで、流行前と流行中の健康・ウェルビーイングの変化と、建造環境(=公園、施設、密度など人がつくった物理的環境)との関係を分析した。その結果、全体的な健康、生活満足度、幸福感、人間関係・余暇・所得への満足度などはいずれも流行中に低下し、不安や腰痛は増加した。流行中は、大きな公園や多くの地域施設への近さ、低い近隣密度、都心からの距離、広い住居が良好な健康・幸福と関連していた。都市計画における健康と幸福への配慮の重要性を示している。
研究のつながり
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