世界の論文 ・ A06 幸福の経済学(所得・失業・格差) ・ W2075
幸せそのもの 実証
退職への適応と退職満足
Adjustment to and satisfaction with retirement.
S. Beck(1982)Journal of Gerontology, 37(5), 616–624
ひとことで
退職と人生の幸福
退職そのものは人生の幸福感に正味の影響を持たず、健康・配偶者との死別・所得が主な決定要因であることを示した。
要旨根拠:抄録
退職が個人の適応に与える影響については、悪影響を示す研究と影響なしとする研究があり、結果が食い違っていた。本研究は、米国の中高年男性を追跡した全国縦断調査(National Longitudinal Surveys of Mature Men)を用い、退職が人生の幸福感に与える正味の効果と、退職への評価を下げる要因を調べた。ロジスティック回帰と最小二乗回帰で分析した結果、退職と幸福感の単純な関連は負であったが、他の要因を統制すると退職の有意な効果は消えた。人生の幸福感に最も強く影響したのは健康、最近の配偶者との死別、所得であり、健康不良・低所得・予想より早い退職が退職への否定的評価を生んでいた。退職そのものより、それに伴う健康や経済の条件こそが重要だと示唆される。
研究のつながり
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- 10.1093/GERONJ/37.5.616
文献表記(APA第7版)
Beck, S. H. (1982). Adjustment to and satisfaction with retirement. Journal of Gerontology, 37(5), 616–624. https://doi.org/10.1093/geronj/37.5.616
影響力の指標
- 著名度スコア
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- 被引用数
- Semantic Scholar 117(うち影響引用 12)・ OpenAlex 96
- 年あたり被引用
- 2.6
- FWCI
- 13.8(同年・同分野の平均の何倍引用されたか)
- 同年同分野で
- 上位 1.4%
- 分野(OpenAlex)
- Retirement, Disability, and Employment
被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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