組織における強みの活用をマルチレベルの構成概念として捉える
Considering strengths use in organizations as a multilevel construct
M. van Woerkom, M. Meyers, A. Bakker(2020)Human Resource Management Review, 32(3), 100767
強みの活用をチーム水準の集合的現象として概念化し、チーム学習とエンゲージメントを通じてチーム成果を高めるという命題群を提案した。
要旨根拠:抄録
強みの活用(=自分の得意や持ち味を仕事で生かすこと)はこれまで主に個人レベルで研究されてきた。本論文は、強みの活用を個々のメンバーの強み活用と、チーム内で互いの強みを見極め・頼り合い・状況の要求に応じて調整するやり取りから生じるマルチレベル(=個人と集団の複数水準)の現象として捉え直す理論論文である。著者らは、集合的な強み活用がチーム学習とチームのワーク・エンゲージメント(=仕事への活力・熱意・没頭)を高めることで、チームの業績を向上させうると論じた。さらに、個人の強みをチームの多様性を見る新たなレンズとして位置づけ、集合的・個人的な強み活用の先行要因と成果について検証可能な命題を導いた。ポジティブ心理学の原理をチーム文脈に拡張し、今後の実証研究の指針を示した点に意義がある。
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被引用数の取得日:Semantic Scholar 2026-10-01、OpenAlex 2026-10-02。Google Scholar より少なめに出るデータベースの値なので、順位の目安としてお使いください。
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